【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2014/11/14
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
ダンまち 5巻の発売日2014/05/14からぴったり半年!
熱い戦いを終えたあとに待っているのは?
というわけで、ダンまち巻6巻の感想になります
5巻で一区切り、だんだんと初級から中級に手を伸ばしてきた感じがいいですね
個人的にRPGで一番楽しいのは中層、中級あたりだと思ってます
(上層、初級で中身が分かってきて、さらなる違いが味わえるので)
今回も楽しんでいきたいと思います
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- 【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 あらすじ
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【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 あらすじ
「ヘスティア、君に『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を申し込む! 」
「な、なんだとアポロン!?」
『戦争遊戯(ウォーゲーム)』──対立する神々の派閥が総力戦を行う神の代理戦争。
勝者は敗者の全てを奪う。そして敵神の狙いは──
「君の眷族、ベル・クラネルをもらう! 」
戦争開始まで期限は一週間。
更に追い打ちをかけるように今度はリリが【ソーマ・ファミリア】に捕らえられてしまう!
もはや絶望的な状況。それでも少年と『出会い』、幾多の『冒険』を経た絆が今ここに集結する。
全ては勝利のために!
『上等だ、アポロン! 僕等は受けて立ってやる、この戦争遊戯(ウォーゲーム)を! 』
これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 感想・ネタバレあり
有名になれば当然やっかみもある、ケンカを売られたベルたち
一巻では自他ともに認める弱小ファミリア、構成員はベル一人だけ
そんな状態から比べると、ずいぶんと成長を実感できますよね
- ベルはランクアップ
- 世界最速兎という称号をもらった
- リリとヴェルフが手を差し伸べてくれている
ちゃんと、ステータス画面を開いたら成長が実感できる奴ですよね、これ
やっぱりね、そういう冒険の積み重ねが見られるのが、進んだ感があっていいですよね
で、そうして有名になっていくと、どうしても他のファミリアの目につくんですよね
出る杭は打たれるというか、そういう意味で狙われることになります
そして、早速格上が出てきました!!
一番最初は、だたの数値でしかなかったレベルというもの
それが本格的に意味を持って描かれたのは、このあたりからかなと思います
前回は、リューさんのLV4など心強い味方がハイレベルでしたが…
対面してみると、1レベル上というのは覆せない実力差があるんですよね
その絶望感が、この巻ではよく描かれていたかな…と思います
ベルがレベル2のまま
ヴェルフがレベル2にランクアップ
つまり、ヘスティア・ファミリアの中で最高戦力はレベル2のベル
そこに立ちはだかる、レベル3という壁
ダフネ&カサンドラ初登場! 気が強いショートと気の弱いロングペアが素敵
今回の相手はアポロン・ファミリア
その刺客として招待状を届けにきたのは、ダフネ&カサンドラの二人でした
いやあ、いいですね
何がいいって、気の強い子と気の弱い子が並んでいるとね
かけあいだけでもう映えるんですよ
俺は地味+気弱っこが大好きなのでね
だからさ、カサンドラの登場が超嬉しいです!
ダフネちゃーんというあのボイスが聞けるのが楽しみですね
そして、ちょっと冷めた目で今の自分のポジションを見るダフネの立ち位置が好き
妄信でもなければ、強い愛でもない
ただ、立場上そうなったからやるべきことをやるだけ
その気怠さみたいなものが言動の端々からにじんでいるのが個人的に好きです
(あきらめた中でも、必要なことをやれる強さってほんとうにすごいことですから)
カサンドラの後の活躍が見たい人は、13巻&14巻が個人的におすすめ
(とくにおすすめは13巻になります!)
ダンまちのヒロイン特集でも取り上げさせてもらいました!
それぐらいね、カサンドラは大好きなんですよ
今後もたくさん登場してほしいものです
アイズさんとダンス、表紙になっているこの光景で着実に仲よくなる!
表紙を見たときに、おー、すごい綺麗だなーと思って見惚れたこの一枚
アイズさんの真っ白な背中&双丘が目にまぶしいですね
今回、アポロン・ファミリアの主催する神会<デナトゥス>は眷族を1名同伴
誰を連れてくるか…っていうのは、結局主神の一番のお気に入りになるわけですから
こうしてみると、うまい同伴設定だなーと思います
ヘスティア、ベル
ロキ、アイズ
ミアハ、ナァーザ
タケミカヅチ、命
フレイヤ、オッタル
ヘルメス、アスフィ
うん、ほぼカップル出席ですね
しかも、男女出来てるところはもうカップル当確でもいい感じのペアが多いですね
(ロキのところは、アイズさんじゃなかったらフィンだったんだろうなーと思う)
フレイヤもなんだかんだでオッタルを重用してますしね
で、そんな中におきた、ベルとアイズさんのダンス
ちゃんと踊りに誘えたのも素晴らしいし、甘い一時が過ごせたのもいい
でも、何よりもいいのは、普段と違った素を見られたこと…ですかね
まあ、思わず神たちが激昂するほどですから、それはそれはいい時間だったのでしょう
ヘスティアとロキが思いっきり叫び
フレイヤは、ただ静かに怒る…と
うん、なんともベルを中心とした世界が見ていて楽しかったです
3巻で秘密特訓をして以来、なかなか出番が増えませんでしたが…
でも、こうして出番が与えられていいとこどりをしてくれると、しっかりヒロインとして参画してる感があっていいですね
高嶺の花に向かって山を登ってる感じが個人的に好きです
今後とも、だんだんとで行っていいから進展が欲しいですね
そして、今回は秘密特訓にアイズだけでなくティオネも参加で!
褐色で露出の多いアマゾネスですよ!!
この左二人がつきっきりで剣技を、戦闘を教えてくれるって熱いですよね
上級冒険者による地獄の特訓による指導ですよ
これはもう、最高の修行風景ですよね
上級者ならではのアドバイスなんかもちらちらと織り交ぜられながらの展開
俺は非常に大好きでした!
ソーマ・ファミリアとリリの因縁が決着、ヘスティア・ファミリアもにぎやかに!
2巻でも不遇の扱いを受けていたことをうかがわせるリリ
その諸悪の根源ともいうべきソーマ・ファミリアとの直接対決の巻でした
いやあ、本当にね、扱いがひどい
見ていられないぐらいに、リリが可哀相でつらい
だからこそ、改宗(コンバージョン)をしてヘスティア・ファミリアになれたときは、本当に熱かったです
自分なんて存在価値がないと
誰一人必要とするものなんていないだろうと
いいように利用されるだけで終わる存在だろうと
そうあきらめていたリリの元に差し伸べられた、優しい手
それは、最初に差し出したベルではなく、ベルが作り上げた仲間の手でした
今回の救出作戦も総力戦っていう感じでいいですね
やっぱりメンバーが増えるごとに結託しての連係プレイが増えるのは嬉しいところです
ぜひとも、リリには幸せになってほしいものです
そして、リリを筆頭に、命、ヴェルフも改宗(コンバージョン)してきました
ウォーゲームといいながらも、ベルVSアポロン・ファミリアという構図だった
でも、そこに仲間がだんだんと参戦していく
ああ、ヘスティア・ファミリアになっていなかったのは、これが理由だったか
そう思わせるような、怒涛の素敵展開でした
日常回を見てから考えると、ヘファイストスはヴェルフが言い出した時、嬉しかったけど寂しかったんだろうなぁ…
まさに、子の成長を見守る親の気分ですね
一人立ちしていくのは嬉しいけど、でも、寂しい
そう思いながら見返すと、短いながらも味のあるシーンだと思います
アミュレットはフレイヤからシルへ渡り、ベルへと届いた
以前にも速攻魔法であるファイア・ボルトが同じルートでお届けされましたが…
まったく類似の展開で、フレイヤからのお届けものがベルに届けられました
- 手を出したい
- できることなら介入したい
それだけの力もあるし、権力もある
そんなフレイヤが、見ているだけに甘んじる代わりに対応した
そのあたりの葛藤が見ていて面白いですね
本当なら、今すぐにでも自分の籠(加護)の中に入れてしまいたい
でも、そうしてしまえば、あの輝きは失われてしまうかもしれない
だから、野良兎でいることを許容して、それでもエサはやりたい
まさに乙女心といった感じの手の出しようですね
このあたり、2019年7月現在では、そのあとに繋がるのが16巻あたりで描かれそうなので、今から楽しみです
戦争遊戯(ウォーゲーム)まさに総力戦で最高だった
ジャイアントキリング(番狂わせ)が好きな俺にはまさに至高の展開
今回もさまざまな力を結集させ、なおかつ、絞り出した感がいいですね
- キャーリューサーンのリューさん無双
- 命の自爆覚悟の足止め
- リリのなりすまし&入れ替わり裏切り作戦
- 魔剣を打つことをためらわなかったヴェルフ
- ベルのラストの一騎打ち
いやあ、見どころがありすぎて困りますね
そして、残りのページ数的に入るのかな? と心配になるほどの超ボリュームがね
ぎゅぎゅっと詰め込まれているのがいいですね
誰もが自分の役割を果たし、勝利への道を作り上げていく
そこを最後に走り抜けた感じがあって、ベルの激闘は熱かったです
そして、なによりもいいのがね
強敵と戦ってるときに脳裏をよぎる、師匠の言葉ですよ
観戦している人たちはしらない、当人たちだけの秘密
それが、心の中で共有し、共鳴しているのが最高に熱い
すかっとするような最高の爽快感がある戦いでした
まさに至高! 今回もダンジョンには行ってませんが、立派な冒険でした
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