【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2015/04/14
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
ダンまち 6巻の発売日2014/11/14から半年後!
6巻のアイズさんの背中も艶やかだなぁ…と思っていましたが…
今回の表紙は(中身も)いつにもまして、アダルトで大人なイラストでした
いやあ、だってねえ
鎖で捕縛、和装、キツネ耳、胸、ふとももですよ
うん、数え役満狙える魅力です
左後ろにいるベルの存在に最初気づかなかったぐらいですからね
白い肌の吸引力はほんとすごい
というわけで、表紙と同等かそれ以上にシリアスだった7巻の感想になります
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【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7巻 あらすじ
新生【ヘスティア・ファミリア】始動!
『戦争遊戯(ウォーゲーム)』という激戦を乗り越え新に眷族となったリリ、ヴェルフ、そして命。
ベルのもう一つの家族。深まる絆。だが、
「ここは私達のホーム、女主の神娼殿さ」
命を追ってベルが迷い込んでしまったのはオラリオの歓楽街。
【イシュタル・ファミリア】が管理する『夜の街』。
「私はこの歓楽街に買われた身です」
そこで少年は囚われの身である極東の少女、春姫と出会う。
蠢く陰謀に呑み込まれるベルが下す選択は──。
『これっきりでいい、なろう、あの人の英雄に──』
これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 感想・ネタバレあり
勝利の宴! やっぱり勝ち戦の後のリザルト表示は楽しい
大激戦の末にアポロン・ファミリアを打ち破ったベル
そして、今回も最大限にステータスを高めたうえでのランクアップ!
いやあ、やっぱりねボス戦のあとにはレベルアップがないとねえ
それでまた注目度が増していくという好循環
本当にベルはそういう星を持ってますよね
やっぱり、激闘に勝った後は、それを実感させてくれるのがいいですよね
ああ、戦って良かった、勝つことができて本当によかった
そう実感できるだけの幸せな時間が、勝者に対する何よりのご褒美だと思うんです
長くなくていい
少しだけでいい
ただ、その一息の休憩が、俺は何よりも好きなので冒頭からテンションあがりまくりでした
命さんも入浴してすっきりだし、ヘスティア様もご機嫌だしね
本当に、心からおめでとうといえる空気が良かったです
カサンドラとダフネ、ヘスティア・ファミリアに入団ならず、残念!
ヘスティア・ファミリアに入団希望者多数
あれ、ここから新しい仲間を選別するのか…と思ったら、まさかの全員お帰り展開には驚きました
苦節3か月という話だったので、ヘスティア・ナイフを買ったのも三か月前
しかし、それでもベルはレベル3ですからね
圧倒的な成長速度ですよ、本当に
この速度で成長してもまだ使い続けられる高性能ナイフっていうのはいい
(本来であれば、レベル単位もしくはそれ以上に買い替えでしょうしね)
持ち手のレベルに依存というのは、この成長速度ともよく噛み合うし、とても良い付加属性ですよね
おそらく、ベルのスキルを見たヘスティア様の配慮でしょう
しかし、2億ヴァリスという仲良しなヘスティア・ファミリアの全員が固まるほどの借金のおかげで、カサンドラとダフネまで逃げちゃいました、残念
うん、これは本当に個人的には残念
二人が先頭で契約したら2億ヴァリスの借金が発覚
「逃げられない」展開とかも楽しそうだなぁ…と夢想してしまうほどには
個人的にカサンドラが好きなので余計にねー
なんだかんだ、今後も間違いなく絡むキャラたちなので、次の機会を楽しみに待とうと思います
今度の舞台はまさかの娼館!? 褐色のアマゾネス祭りでした
ライトノベルだと、小中学生あたりも対象年齢を設定されていることが多いから…
この題材でやっちゃって大丈夫なのかな? とちょっと心配になりました
…が、これで発売しているのだから大丈夫なのでしょう、きっと
というわけで、今回の場合は美の女神が司る娼館でした
いやあ、表紙の色気もこういう舞台背景を知ってから見るとまた変わってみえますね
そして、間にある挿絵もまたすごい
84ページにあるアイシャの挿絵は、今にも布がひらひらとあやしく動いてくれそうな…
そんな匂い立つほどの色香があります
同じアマゾネスでも、こっちはなんか元気! 健全! って感じなんですよね
どっちもアマゾネスなんでしょうけど…本当に生き様は人を変えるのだなぁ…と実感する違いが見えました
そして、突然に始まった『幸せの兎』争奪杯
しっかし、跳ね回って逃げるのがあんなに似合う主人公もなかなかいないですね
ちらりと書いてあったので、どこまでガチなのか分かりませんが…
憧憬一途(リアリス・フレーゼ)の効果が切れる条件
その中に、ベル・クラネルがベル・クラネルでいられなくなるというのがありました
何かのきっかけで、突然に終わりを迎えるかもしれない
そういう類のスキルなんだな…と改めて思いました
で、無事に逃げ帰ってきたわけなんですが…
個人的には、147ページの挿絵になっているヘスティア様の表情が狂おしいほど好き
目しか見えない絶妙さなのに感情がここまであふれてくるなんて…
まさに、目は口ほどにものを言う…ですね
あれに無言で見つめられたら罪悪感でつぶれちゃう
そして、ね
あの横でリリも間違いなく同等の反応をしてるだろうなぁ…と思うとまたいい
そう、旦那の朝帰りときたら、嫉妬全開、お怒り全開になってもらわないとですね
奥様方のせっかんまで楽しませていただきました
エイナさんもシルさんもお怒りでした、やっぱりね嫉妬大事嫉妬!
あらぬ朝帰り疑惑を受け、我こそは正妻と思うものは全員怒りを表明する
うん、これこそ王道のハーレム展開ですね
ヒロインとして名前があがっている人たちは軒並み怒りをあらわにしている
こういうシチュエーションがね、本当に好き
なんたって、ヒロインたちがベルを好きすぎるあまりの嫉妬ですからね
「しょうかぁ~ん?」と発音するエイナさんの声が、耳に響くようです
本当にね、どんな目をして、どんなふうに怒りをあらわすのだろう…
そういう意味で、エイナさんは真っ直ぐに不愉快を示すタイプでしたね
対するシルさんのニコニコと切れる様がホント恐い
あれはヘルメス様をびびらせるぐらいに、迫力も破壊力も抜群ですから
こういう愛情アピールは好きなのでぜひ次回があればそこでも見たいものです
都市最強の一角、フレイヤ・ファミリアのすごさを痛感しました
弱肉強食という言葉を今回はひたすらに噛みしめる巻だったと思います
ベルは、たしかに強くなった
でも、上には上がいる
今回はイシュタル・ファミリアが…
しかし、そのイシュタル・ファミリアをも容易に踏みにじれる存在がいる
その圧倒的な強さを
都市最強の一角と呼ばれるだけの強さを見せつける回でした
今回ではっきりと分かったのは、シルさん、ミア母さんとフレイヤ・ファミリアのたしかなつながり
そして、フレイヤの逆鱗に触れたものは何も残らないということ
女の嫉妬は怖いという話ですが…
本当に、怒りを持って敵を殲滅するまでになれば、もう残るものはいませんからね
まさに、そんな神の気まぐれや傲慢が良く出ていた回だと思います
イシュタルは、神としてまさにいろいろ振る舞っていた
しかし、上には上がいた
冒険者の世界も、神々の世界も、決して敵に回してはいけない強者がいるというのが実感できる回でした
ハッピーエンドはないかもしれないと思った、だからこその最高の読後感でした
毎度のごとく、熱戦、激戦を繰り広げてくれるダンまち
ただ、主人公はたしかに成長するけれども、それ以上のレベルで敵が強くなっていく
蹴散らすなんて出来やしない
むしろ、自分は蹴散らされるほうだ
そんな苦戦続きの中でも、今回は前回以上に圧倒的な絶望でした
中盤まで、もしかしたら終盤でも、犠牲者がでるかもしれない
そう思わせるような回はいくつもありました
でもね、全てをひっくり返す力がある
一つずつ、一つずつ、階段をあがるように
力だけではなく心が、心だけではなく力が
絡み合うようにして、強さを増していく
その光景は、まさしく英雄のそれで、だから今回も楽しく読むことができました
本当に、激情に任せて読めるラノベのなんと楽しいことか
大団円なところも含めて、本当に名作だなぁ…としみじみ楽しませてもらいました
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