【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 01巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2013/01/14
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
個人的に今一番面白いと思う純ファンタジーのラノベ!
最近の流行である異世界モノには、異世界ならではの良さがある!
同じように、純粋なファンタジーには純粋なファンタジーならではのよさがある!
結論、どっちだって面白い作品は最高に面白い!
冒険の始まり、最初期は、低レベルで初心者
だからこそ、見守りたいし、応援したいと心から思える
成長あり! 冒険あり! 感動あり! ヒロイン可愛い!
もう付け入るスキがないぐらいに、ずらりといい所が取り揃えられた傑作
本当に一押しです!
その面白さ、存分に楽しみながら感想を書いていこうと思います
- 【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 01巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2013/01/14
- 【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 あらすじ
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【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 あらすじ
迷宮都市オラリオ──
『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ! 」
「はいっ! 僕は強くなります! 」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、
構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。
【ダンまち】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 巻 感想・ネタバレあり
強くなりたいという思いの強さ、悔しさをバネにした成長が良かった
読んでいて一番心に残ったのは、豊穣の女主人からベルが飛び出していった後のシーンです
あの戦闘は、冒険は、本人の叫びは、本当に熱かった
「好きな人(アイズ)の前で上級冒険者(ベート)に馬鹿にされる」
このときのベルの反応は、どこまでも素直なものでした
- 無視をするでもない
- 笑ってごまかすでもない
ただ、正面から言葉を受け止めて悔しがる
この反応って、本当に難しいことだからこそ、すごいなと思います
だって、ベルは、自分の弱さも、格の違いも、きちんと把握しているのです
そして、それが分かっていても『いつか見返してやる』みたいな、気の長い想いは抱かないのです
弱い自分に対して、言い訳しないのです
だって、しょうがないじゃない
まだ駆け出しの冒険者なんだから
そういえば、避けられる言葉の刃に、正面からぶつかって、切り刻まれて…
それでも、苦しんでも言葉を受け止めるほうを選んだ
それはね、本当にすごいことなんですよ
馬鹿にされて逃げてしまうのではなく、悔しがることができるのは、本当にすごい
逃げずに立ち向かうというのは、その心の持ちようでもあるのだな…と思いました
弱いと言われる自分が悔しくて、恥ずかしくて、情けなくて…
だから、それを吐き出すためにダンジョンへと突っ込んでいく
なんとも青臭くて、衝動的で、感情的で…だからこそ、熱いのだと思います
本当に、悔しかったときに、それをバネにできる人というのは少ないから…
だから、それを己の糧にすることができたベルの行動は称賛に値すると思います
ヒロインが最高に可愛い、ヘスティア様、エイナさん、シルさんとお姉さんそろい踏み
左の少女が女神ヘスティア様です(通称:紐神様、ロリ巨乳神)
いやあ、名前に違わず、紐の位置がすごいことになってますね、本当に
そして、スカート丈の短さと生足の破壊力よ…これは効果はばつぐんですわ
なんてことをぶつぶつとつぶやいてしまうぐらいにね、この作品はヒロインが可愛い
ヘスティア様だけじゃありません
この一巻だけでも
- ギルドの受付嬢であるエイナさん
- 酒場:豊穣の女主人の看板娘であるシルさん
- 剣姫と呼ばれるベルの理想の人アイズさん
とすでに第一巻で四天王のごとき布陣(婦人?)が展開されているのです
やっぱり、男が冒険するといえば、可愛い女の子にいてほしいものですからね
その願望、たっぷりとこの作品は見せてくれます
主人公が青年というよりも、少年なこともあって…
お姉さんが
うん、これはショタ御用達な作品になってくれそうですわ
ちょっとだけ年上で、少しだけリードしてくれて…
まさに「お姉さん」っぽさがすごいですよ、この作品
(そういう意味では、ベルのショタ能力が高いという説もありますが…)
こんなブログ記事を書いてしまうぐらいには、俺は妹派閥な人間なのですが…
そんな俺でも、ついついくらりと来てしまう可愛らしさがあります
うん、オネショタもいいものなのですね
個人的に好きなシーンは、シルさんとの初対面のシーン
- ベルに声をかけて
- お弁当を渡して
- 夜にお店に来るようにおねだりしてみて
なんというか、見事な手際の良さだよなぁ…
そう思わせてくれる、シルさんのキャラと愛らしさが素敵
そしてね、シルさんは底が見えない感がほんとすごいんですよね
そういう意味でもあのシーンと小悪魔っぽさが個人的にツボでした
その次としてあげるなら、エイナさんのベルに対する態度がいい
本当に手のかかる弟と面倒見のいいお姉さんの構図っていいものですね
そして、お姉さんが世話焼きで世話好きだとなおさら良さが加速しますよね
言葉の端々に、冒険者であるベルへの気遣いがあふれている
本当に優しい子なのだな…と思わせてくれる態度もいいものです
成長加速という特殊技能が個人的に最高にツボでした
最近は特異なスキルを得る主人公は珍しくありません
やっぱり、スキルや異能力は、そのキャラの代名詞にもなりますからね
なので、どんなスキルなのか? そのスキルの活かし方は?
その二つは、物語に大きな影響を与えると思います
特に反則級の力を持つと、どんな難敵にも楽勝!なんてことも多いですからね
でもね、このダンまちという作品は強くなる楽しさをくれるのです
- 本人が強くなるという成長の実感を
- レベルアップを実感する瞬間を
この楽しさを、たっぷりと味わうことができるのです
RPGでゲームを始めたばかりのときに何が一番嬉しいか?
俺は、レベルアップ(キャラの成長を実感できた)ときが一番ですね
なんていうか…
成長することそのものが、前へ向かって進んでいる感があるんですよね
そういう、RPG序盤の手探り感と冒険の始まりを実感させてくれる最高の巻でした
一巻のうちで、絶望、挫折、立ち直り、成長、そしてボス戦と…
本当に一冊のうちにたくさんの内容をたっぷりと入れてくれたのが最高でした
一巻を読み終えただけで虜(とりこ)になって次を読みたいと思わせてくれる作品
本当に、よい作品と出会えたと思います
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