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【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2016/5/25

ようこそ実力至上主義の教室へ
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【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2016/5/25

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

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今回の表紙は、クラスの良心である平田くん&その彼女である軽井沢さん

特に、今回のカギを握るのは、素敵な笑顔の軽井沢さんでした

無人島でのサバイバルを終え、さらなる試験は豪華客船

うーん、またしても舞台からして羨ましくなる流れですね

しかも、今度は体力ではなく思考力が試される頭脳系の問題

いや、俺にとっては3巻のサバイバル問題も十分に頭脳戦だったんですけどね

というわけで、今回も天才たちのバトルをすげーなーと思いながら見守らせてもらいましょう

ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻の感想になります

【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻 あらすじ

夏休みを利用した特別試験前半戦――無人島サバイバルは無事終了。

舞台は豪華客船でのグループ戦に移る。後半戦の試験内容は打って変わって、思考力が試される頭脳戦。

A~Dクラスの全ての学生を干支になぞらえた12のグループに分け、各グループごとに一人だけ存在する『優待者』を見つけるというもの。

クラス対抗という考え方を破壊する試験に驚愕する生徒たちだったが、葛城、龍園といった各クラスの実力者達は試験の狙いを見極め、暗躍を開始する。

一方、清隆は同じグループに入ったクラスメイト軽井沢恵の持つ異質さに気づき――!?

「私は―――寄生虫。ひとりで生きることの出来ない、弱い生き物」

清算できない過去との決別! 学園黙示録第4弾!?

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【よう実】ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻 感想・ネタバレあり

頭脳戦は俺には難しすぎたよ…うん、頭いい人ほんとすごい

最初のルール説明のあたりで、すでに何度か見直しました

いや、これをさらりと説明されてルールと自分がすべきことを戦略含めて立てられるってすごいだろ、本当に

ほんと難しいと思うんですよ、あのルール

人狼の亜種だというのは、話を聞いてなんとなく分かりました

最も簡単に説明するならば、高円寺が言っていたとおりに嘘つきを見つけるゲームなんでしょう

そのために、どうやって情報収集をするのか?

自分の立場が優待者なのか、そうでないのか?

そのときに、どういう結末に向けて動くのが最善なのか?

そうやって、やるべきことや目的をいくつも積み上げていく作業

これは俺の処理能力を大きく超える話だなーと恥ずかしながら思いました

実際、会話の端々から突破口を探るなんてのは難しい話だし、どうすればいいのかも分からない

自分でやったらまた別なのかもしれませんが、第三者としてみるともう何していいか分かりませんね、あれは

あー、俺は右往左往するモブ役にぴったりだなー

そう思いながらキャラたちの立ち回りを見ると、はえーすっごい…と素直に感心できました

実際、あの状態で会話をしないで逃げ切りを考えるAクラスなど、即座に戦略を立てて指示を出せるだけでもすごいと思うんですよね

そして、12グループに分けて、優待者と裏切り者を決めて、結果を考えて、ポイント調整して…みたいなことを全てやる作者さんも本当にすごい

エクセルにまとめてても頭壊れそうだわ、絶対

こういう作品を一つ一つ積み上げて作れるって本当にすごいなーと思わされる回でした

今回の相手は一之瀬さん、綾小路対策に選ばれただけのことはある

前々からちょいちょいと出てきた一之瀬さん

今回は、同じグループという事で、そのリーダーシップを発揮してくれました

が…本当にこの子も、コミュ力お化けなだけじゃない

もっと、それ以上の何かを持っているなーというのが、今回の巻でもひしひしと感じ取れました

さすがは星之宮先生が、狙って綾小路にぶつけてきたキャラですね

つうか、教師と生徒の立場は違えど、あの二人は良く似てると思います

笑顔こそが最強のポーカーフェイス、そして、本気にさせるの危なさそうなところまでそっくり

龍園と向かい合っているときにピリッとしていたところもいい

最後に綾小路の戦略を見た上で詰め寄ってきたところもいい

何より、簡単に自分の尻尾をつかませようとしないところがいい

龍園みたいな力を誇示する分かりやすいのよりも、一之瀬タイプのほうがよっぽど怖いと思うんですよね、俺は

個人的な感覚ですが、あの子は笑顔でどんなこともやれるタイプだと思うんだ

そんな一之瀬さんの素顔が見られるのはいつのことやら

そして、素顔をみたうえで、今回のラストの部分をもう一度見直してみたいですね

闇が深い女、軽井沢さんの過去と内面を見る

今回の展開で一番の衝撃だったのは、軽井沢さんの過去ですね

(平田君のほうは、なんとなくイジメられてた過去はありそう…と思ってました)

単なる彼氏がいて人と仲良くなるのが得意なリア充ギャルだと思ってたのに…

いやあ、なんとも奥深い情報が展開されました

本当に、よう実って作品は、ただ可愛いだけの女の子はいないですね

誰しも過去があり、普段の自分とは違う二面性があるし、闇だって持っている

それを全開にして、誰にでも見えるようにしている人がいないだけのこと

そんな、普段なら隠しているところをそっと覗かせてくれる

それが、この作品のすごいところなのだと思います

実際、生きていれば幸せなことばかりでもないし、闇があるなんて当たり前なんですよね

自分の内面なんて、人に言えないことのほうが多いくらいだろうし…ねえ

そして、この作品の素敵なところは、掘り下げ方がすごいことなんですよね

どうして、今の人格や立ち位置に至ったのかまで子細に書いてある

過去と現在のギャップを埋めるだけの情報がきちんと詰められている

だから、読んでいてこんなにも面白いのだろうな…と思います

誰にも知られたくない過去がある

それが、軽井沢恵という少女にとってはいじめられていた過去であり無力な自分なのでしょう

いや、しかし、弱点と理解した上で一切の容赦も手加減もない綾小路さんマジぱねえ

ためらいのない人間ほど恐い物はないなぁ…と見ていて実感します

3巻の無人島サバイバル編あたりから、徐々に実力を見せ始めてきた主人公ですが…

今回のは、本当に見ていてえげつないな…と思いました

徹底的に叩きのめして、絶対にくつがえられない主従関係を構築する

そのためになら、相手の一番弱いところをまさぐることもためらわない

どれが有効打なのかを見極め、相手の反応を見たうえで、更に奥へと切り込む

これは、人生経験が豊富すぎる人の手口ですわ、本当に…

ある意味での対人戦や心理戦を死ぬほど積み重ねていないとできないやり口

うん、本当にそれをやって手駒を用意してしまうあたりがいいですね

ここからも、確実に広がっていく闇とその中で繋がれていく絆

軽井沢さんが手駒になってどう動いていくのか、今から楽しみです

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ようこそ実力至上主義の教室へ 別の巻の感想はこちら

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