魔法科高校の劣等生31巻あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2020/04/10
2020/07/16 魔法科高校の劣等生32巻(最新刊・完結)へのリンクを追加
2020/04/20 ネタバレ感想追記
魔法科シリーズの最新巻、『魔法科高校の劣等生(31) 未来編』は電撃文庫から4月発売予定です!
鋭意制作中ですのでお楽しみに!! pic.twitter.com/TOFdf5euwL— 電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 (@dengeki_mahouka) 2020年2月7日
公式ツイッターからの告知!! こいつは嬉しい!!
まだAmazonや楽天にもページはできておりませんが…
こういう情報があると、発売までもう少し感があって非常に嬉しいですよね
というわけで、早速ブログ書いていこうと思います
魔法科高校の劣等生30巻の発売日2019/09/10から7か月!
魔法科高校の劣等生31巻(最新刊)の発売日は2020/04/10になりました
(電撃文庫の発売日は10日前後なので、ほぼ数日の誤差はありえます)
- 魔法科高校の劣等生31巻あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2020/04/10
- 魔法科高校の劣等生31巻(最新刊) あらすじ紹介
- 魔法科高校の劣等生31巻(最新刊) 購入前雑談
- 魔法科高校の劣等生31巻(最新刊)感想・ネタバレあり
- 魔法科高校の劣等生 別の巻の感想&あわせてお読みください
2020/3/21追記
魔法科高校の劣等生31巻(最新刊) あらすじ紹介
最強の兄妹に戦略級魔法師たちが迫りくる!
物語はクライマックスへ――!
水波を奪還し、今までの日常に戻りつつある達也と深雪。
しかしそれはつかの間のものでしかなかった。
USNAのエドワード・クラークは焦りを覚えていた。
達也を無害化するための謀略に対する達也の警告。
このままではUSNA内での立場が危うくなり、それを回避するには達也を斃すしかないと。
そして、新ソ連のベゾブラゾフも復讐の機会をうかがっていた。
二度にわたる達也への攻撃が失敗に終わり、自身の戦略級魔法のためのCADまで破壊され、この雪辱に執念を燃やしていた。
さらにもう一人の戦略級魔法師も達也へ狙いを定める!
それぞれの思惑は巳焼島で交差する――。
あらすじが紹介されていたので楽しんでいきたいと思います
今回の敵は『戦略級魔法師』ということで銘打たれていますね
お兄様と戦闘をするのも国家代表じゃないと務まらない日が来てしまったわけですね
さすがはお兄様というのも、そろそろ頂点に届きつつある気がします
(国代表よりも強い身分を用意しろと言われてもなかなか難しいので)
(そもそも国代表を殺したらパワーバランス崩壊間違いなしですからね)
はい、そんなお兄様の敵候補ですが…誰が来ることやら
一人は、水波に攻撃をしかけて魔法師として再起不能に近い状態まで追い込んだ「新ソ連のベゾブラゾフ」
今回は水波さんの救出も完了したことですし、そろそろ年貢の納め時でしょう
そして、気になるのはもう一人の戦略級魔法師です
クリムゾン・プリンスといい仲になっている劉 麗蕾さんの扱いも気になるところですが…今回は別の人になるのかな?
そもそもとして、エドワード・クラークの噛ませというか恨み節がさく裂する流れだと思いますので、どっちかというと焦点はそこに当たるのかなと思います
お兄様への恨みをどう見せるのか、それをお兄様がどう粉砕してくれるのか
クライマックスという言葉がどれだけ真に迫るのか含めて、楽しみなところです
魔法科高校の劣等生31巻(最新刊) 購入前雑談
ラスボスとなった九島光宣(パラサイト)について
パラサイトになっても、いつかそのうち戻ってきてお兄様の仲間になるだろ…
なんて甘く考えていた時期が俺にもありました
まさかね、そのままラスボスの道を一直線とはね
しかも、ラスボスだと後書きで明かされてしまっているのは驚きでしたが…
光宣以上のとんでも(天才)キャラがいきなり出てきてボスです!
と言われてもなあ…というところもあると思いますので、妥当なところかと
そのあたり、ラスボスの扱いと風格は難しいですよね
- 因縁がないと対峙させる理由が不足(一方的にお兄様に絡むラスボスも寂しい)
- 弱すぎても強すぎてもダメ(お兄様相手に強すぎるがそもそも難しい問題)
- 登場が後過ぎるとポッと出てきた感がすごい
- 倒した後のカタルシスが大きくならないと困る
こうしてみると、なかなかに難易度が高いですね
特に戦闘シーンを盛り上げるという意味での戦力差はね、扱いが難しい
九島光宣&レイモンドVSそのほかの魔法師たち
そういう構図にすると、他の魔法師たちも見て見ぬふりはできないと思う
あれだけ全世界規模にしたら総力戦になるのか
それとも、九島光宣&レイモンドをうまく利用してやろう系の人たちがたくさん出てくるのか…
今は、規模が世界レベルになってしまってますが…
そこからどう収束させるのか、あんまりイメージがつきませんね
そのあたりの話の持って行き方は楽しみにしておこうと思います
個人的に見たい話、高校関連&四葉系の話
もう、魔法科高校の劣等生といいながら高校がほとんど関係なくなってますが…
個人的には学園生活だったりその中での人間関係はまたみたいですね
リーナが来てくれてちょっとはスポットにあたりましたが…
やっぱり、ああいう学校生活なんかは舞台として非常に安心する感じですね
全世界規模のお話もいい
けど、それでも全世界規模の話だとどうしても出番が分散してしまうから
お兄様の活躍が見たい俺は、世界という大きな枠の中ではなく、狭い枠でもいいからお兄様が活躍するところがみたいのだな…と
本を最近読み返して、つくづくそう思いました
正直、初期の学校、九校戦あたりは大好きだったのでね
そして、もう一つ好きなのは四葉関連の話
これもグローバルな話の流れに乗ってみる機会が減ってきましたが…
あれで、家の確執的には落ち着いたっていう話にはならないと思うのですよね
だったら、どういう扱いになるのか?
(そもそも、何をしたら決着とするつもりでお兄様は考えているのか)
深雪さんとの結婚がゴールなのか
四葉に対して何らかのアクションをするつもりなのか
そのあたりも、エンディングまでに描かれるといいなと思います
何はともあれ、まずはあらすじの公開を楽しみに待ちたいと思います
お兄様の恋愛事情はどこまで描かれるのか、深雪さんの活躍にも期待
俺個人の中で、魔法科高校の劣等生が一番盛り上がった瞬間と言えば、間違いなく16巻です
もともと、キャラが喜ぶ姿を見るのが個人的にツボなのですが…
そういう意味で、深雪さんは本当にいいリアクションを見せてくれることが多い
その中でもより印象に残っているのは、16巻のところでした
そして、ハーレム系が多い昨今のラノベ作品の中で俺が好きなシーン
それは『横並びの平等』から『選択による変化』があったときなんですよね
もともと、ヒロインの好感度って振り切れているものが多いです
(もうね、カウンターストップするぐらいに上限値に届いてます)
(しかも、下がることはほぼありません)
そうなるとね、進展していない感じにどうしてもなってしまうんですよね
みんなでさすおにをしている以上、これ以上、お兄様すごいにはならない感じ
そんな中で違いが発生する方法は、立場の変更だと思います
友達から恋人に
兄と妹から婚約者に
そういう立場が変わった瞬間というのが、一番進展があると思うのですね
いきなり婚約者になったのだから、怒涛の展開があるかと思えば、そのあとはそれほど変わらない普段通りの二人
徐々に深雪さんが成長しているのはあると思います
正妻としての貫禄を見せつけてくれるシーンも増えました
最近では、リーナを相手にしているあたりがまさにそうだと思います
でもね、個人的にはまたあのときのような進展があるとめっちゃ嬉しい
やっぱりね、その関係性の変化って大きなものですから
出番の分割が止まらない現状ですが、ぜひ正ヒロインには頑張っていただきたいところです
2020/4/20追記
魔法科高校の劣等生31巻(最新刊)感想・ネタバレあり
政治系の色合いはだんだんと強く…政治的な暗闘が増えました
私的には、もっとお兄様の活躍がみたいなぁ…と思ってしまうんですけどね
でもね、そう思いながら読んだうえで、ちょっと考えなおしてみました
この魔法科高校の劣等生は、やっぱりどこまでいってもお兄様のための物語
その前提だけ分かってみるとね、ちょっとだけ見方が変わってくるのです
ここ最近は、特にお兄様が出ていないシーンが多いです
それって、いったい何なのか?
それが、お兄様の舞台を準備する作業だと思うと、また違った味わいになるのです
弾みやすいバネだったり、見晴らしのいいフィールドだったり
そういう舞台装置を人がせっせと準備しているのだと思うと楽しく見れるようになりました
佐伯少将の扱いやその上司である蘇我大将など、国防軍の関連話もそうですね
ああ、こいつもお兄様に目をつけられてしまったか…と思いながら見ていくとまた一味違った楽しみ方が出来るかと思います
それと個人的には、四葉が絡んでるシーンはめっちゃ楽しんでます
四葉家の扱いを見せるためという意味では、今回の真夜さんの動きもよかった
完全に独立された部隊がどう扱われていくのかは楽しみです
リーナが完全にお兄様の元へ来た!レギュラー化、おめでとうございます
はい、今回もポンコツ可愛いを見せてくれたリーナ
63ページの挿絵の表情は可愛らしいからかけ離れてましたが…
(寝ぼけているような寝起きではない+ガチな焦(あせ)り状態で珍しいものではありましたが…あの挿絵を見たときに何かしら戦闘でもあるのかと思いました)
まさかね、起こしにきてくれた相手に、起こしてくれと言ったのを忘れてすごむとは思わないじゃないですか…
うん、本当にポンコツ可愛い
そんな、愛すべきポンコツさんであるリーナがついに、お兄様のところに正式に来ました
いやね、どうやって最終的にアメリカを抜けて日本に来るのか…と思っていました
まさかね、こんなに直球に辞表を出してくるとは思いませんでしたよ
(受理されるとも思ってなかったし、監禁、軟禁ぐらいはするのかな…と思ってました)
最終的な扱いを、名義上でレンタルにするところはうまいですね
普通に考えたら貴重な戦力の流出ということで、絶対に許されないでしょうし
でも、思った以上にあと腐れなくアメリカ側との縁が切れて帰ってきてくれました
「ただいま」と「おかえりなさい」はその人たちの関係を表すのに一番ですよね
物語としてのレギュラーは手に入れたわけですが…
お兄様のハーレムの中に追加される流れになるのでしょうかね
深雪さんとの相性を考えると、ほのかよりも受け入れられやすそうな気もしますが…
なにはともあれ、今回の行動にはおめでとうと祝わせていただきます
やっぱりね、幸せになってくれるっていうのはいいことだと思うので
ドジっ子具合なら負けない! ほのかの挿絵も可愛かったです
今回は挿絵だけで比べたら…
63ページのリーナよりも140ページのほのかに軍配があがると思うんですよね
そう思うぐらいには、頭をうちつけて困った顔をするほのかさんが可愛かったです
いや、ね、あの手の位置だと寄せてあげてみたいな感じになりますよね
あの慌てふためき方だと、そこまでは考えていないのだろうけれど…
天然でやっているからこそ、恐ろしい子ですよね
本当にこの子は忠犬だなぁ…としみじみ思ってしまう
そして、こうして書いていて気付いたのですが…
深雪さんとは違う方面で魅力を出さなきゃいけないとしたら、失敗した姿を見せるのが一番なのかな…とほのかやリーナを見てると思います
深雪さんも最初の頃は魔法の制御で失敗とかしていました
でも、だんだんと成長して正妻の貫禄が出てきたころから、失敗らしい失敗がずいぶん減ったと思うんですよね
あとは、失敗の度合が違うとでもいうか…
そういう意味でも、リーナとほのかの二人は、愛玩系を目指す流れなのかな…と思ってみたりしました
今回のように、ちょっとでもいいから毎回存在をアピールしてくれると嬉しいですね
お兄様の独占欲と嫉妬心と…お兄様も人間に近づかれたなぁ…
今回はちょっとした休暇の一幕という感じで描かれた、深雪さんの水着選定シーン
ARでのハイテク試着っていうのも面白かったですが…
なによりも面白いのは、お兄様の感情の変化ですね
あのお兄様が独占欲ですよ、独占欲
深雪さんのことを大事だと思っているということ自体に変わりはありませんが…
今までと比べると恋愛的な意味合いで気にかけているのが増えているようですね
きっかけはいろいろと考えられますが…
お兄様自身にも変化が見えているのが面白いですね
そしてなによりもいいのは、やっぱり深雪さんの態度と表情ですね
愛されていることを自覚したときの幸せそうな表情は強く挿絵にも表れてました
深雪さんも当然ながら戦略級の魔法師でした、その責もお兄様が背負う展開に
今回は表紙で魔法を発動する瞬間を描かれていた深雪さん
最初はお兄様の隣に立つことを考えていましたが、お兄様の巧みな話術によって、後方支援に回ることに…
って話でしたが、兄が兄なら妹も妹ですね(誉め言葉
この二人は、ナチュラルに無双していくのが前提になってしまっています
というわけで、もう一人の戦略級魔法師、爆誕!
爆誕もなにも元からその力はあったでしょう…という話もありますが、かねてよりリーナのアドバンテージだった戦略級魔法師に、深雪さんも届きました
しかも、それをお兄様が全世界の視線を自分に向けさせるということでうやむやにする作戦付きで
妹を大事にしすぎるお兄様ですが、今回のはまさに英断でしたね
強さを誇示するのではなく隠しておきたいというあたりも、不要な面倒を避けるために自分が全て受け持てばいいというところも素敵
あれを本人が判断してやっているというのだから、本当に妹的には理想の兄に映るでしょうね
世界の耳目を集めたお兄様、これで最終決戦の舞台は整ったのでしょうか?
ここからまだほかに展開があるのか、光宣さんと最終決戦なのかも楽しみです
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