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オーバーロード 13巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2018/04/27

【ラノベ】オーバーロード13巻 聖王国の聖騎士 下 表紙 オーバーロード
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オーバーロード 13巻 聖王国の聖騎士 下巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2018/04/27

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

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いやあ、映えますね

何が映えるってもちろん、表紙を飾るアインズ様ですよ

「敢然と立ち向かう」という単語がぴったりなこの感じ

そして、サイズ差なんて問題にならないというアインズ様の存在感がまたいいですね

というわけで、オーバーロード13巻 聖王国の聖騎士 下巻、楽しんでいきたいと思います

オーバーロード 13巻 あらすじ

アインズ・ウール・ゴウン死す。

四万の亜人連合の軍勢に包囲された聖王国。

聖王国最強の聖騎士レメディオスの指揮のもと、防衛作戦が実行されるも疲弊した人間軍は亜人の蹂躙を止められない。

王としての約束を果たすため、魔導王アインズは魔皇ヤルダバオトとその配下メイド悪魔にたった一人で立ち向かう。

そして――

紅蓮の炎につつまれた聖王国は救済されるのか――正義に導かれる13巻。

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オーバーロード 13巻 感想・ネタバレあり

ネイア・バラハ嬢、死亡ながらも復活! 最後には立派になったなぁ感がすごかった

前巻では非常に危険な死亡フラグが立ちまくりだったバラハ嬢

いや、そんなん言ってもアインズ様に憎まれていないわけだしなぁ…

結局大丈夫なんじゃない? とか読むまでは思ってました

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死亡フラグとして一番鮮明に残っているのはこの人たち

7巻で大墳墓に侵入という偉業(暴挙?)をして死罪になってました

こういう悪行をしちゃうともう絶対に生きてはいられなくなってしまうんですが…

それに比べると、バラハ嬢は好かれてるほうだからなぁ…

うん、ダメだったよ

あっさりと、さっくりと、お亡くなりになったのにはびっくりだったよ

それと同じぐらいに復活されるという好待遇にも驚きでしたよ

ああ、そういう救済措置がもらえる立場っていうのもありなのか

そして、前の巻から尊敬、敬愛がすごいなぁと思ってましたが…

その場にいなくなってからの好感度の上がり方がまたハンパないですね

今までは一挙手一投足、動きに対するリアクションでしたが…

今回はもう、全ては自分の中にいる魔導王陛下に問いかけて答えを得ることができますからね

完璧な自給自足を見てしまったよ、これは

そして、自分で勝手に高めていけば、それは際限ない

完璧をさらに超えた至高の存在

まさか、アインズ様を元に宗教が出来上がってしまうとはね

あの教義はアルベドさんやデミウルゴスさんが逆輸入してきそうだなぁ…と勝手に思ってますし、ナザリックでめっちゃ流行りそうですよね

人間にしてはお前分かってるじゃんとバラハ嬢がさらに気に入られそうな予感もいい

しかし、ナザリック外部の人間でここまで熱烈な信者が増えていくのはいいですね

エンリ&ンフィーレア夫妻と会ったときにどんな会話をするんだろう

なんて思うとまた世界が広がる感じがしますね

そういう異文化圏の交流が描かれるのかも非常に楽しみです

今回のメイドはシズ! 無口系+先輩風でバラハ嬢とのコンビも良かったです

MVP(最優秀)という理由から、今回の作戦に選ばれたシズ

大量な三点リーダーのあとにしゃべるから、必要なことしか話さない無口な子な印象になっていましたが…そんなことはなかったぜ

表情の動きが微細で見逃してしまうほど

けれどもまあ、そんなことは気にならないほどに感情豊かな子でした

まあ、あの強烈なキャラ個性を誇るプレアデスでキャラメイクされてるわけですからね

この子だけ味がないなんてことはないわけですよね

で、だ…今回は、そんなシズの愛らしいところがたくさん見られるわけですが…

この子は相方がいると映えるというのが一番ですね

バラハ嬢の相方としては、本当によく合っていた

末っ子のお姉ちゃんになりたい願望とでもいうんですかね

年下(自分より下)のものを愛でるムーブは見ていてかわいい

そして、アインズ様のこととなるとはりあってしまうムーブもいい

バラハ嬢にとってアインズ様がツボをついてくる相手なのだとしたら…

シズにとってのバラハ嬢も同じくツボをついてくる相手なのだと思います

あ、いい、もっと、そこ…

そう思ってしまうような、好感度を刺激する場所を無意識におしてくれる

どうなろうと知ったことではないと思っていたけど、無事にこの国に戻す

この強者ならではの約束というのは本当にいい

そして、そこから加速度的に気に入っていくのも個人的には最高

やっぱりね、好感度はゼロから初めて登っていくのがいいですよね

その一歩ごとが美味しく楽しめますから

潜入作戦でも先輩ぶりをしっかりと披露

ただね、宣伝には向かないね…この子は

むしろ、超がんばってる感はあるし、俺個人としてはあんな売られ方したらつい買っちゃうけど…

めっちゃ仕込んでる感があるあの売り方は逆に個性としてあり

まあ、そんなほのぼの展開も交えつつ、先輩後輩の関係を無事に構築してアインズ様を驚かせ、最後にはバラハ嬢を友と思ったところもまたいいですね

ぜひとも次も、このコンビを見せてほしいものと思います

レメディオスの不快感は本当に異常…見事なまでに憎まれキャラでした

前巻で徹底的なまでに闇落ちしていたレメディオスさん

その状態異常とでもいうべき変化は引き続き継続中でした

いやあ、人間は壊れてしまうと元には戻れないって言われますけどね

これは見ていて痛ましいものがありますわ

だからなのかな

普通の嫌味なキャラとはね、濃さが違う気がするんですよね、この人の場合

あとね、架空のキャラなのに立ち居振る舞いがまったくもって架空じゃない感じ

絶対に実体験を元に描かれているのでは…と思わせるイヤなキャラぶりがほんとすごいです

で、そんなレメディオスとアインズ様の噛み合わなさがすごい

そして、今回の下巻を読んでしみじみ思ったんですけどね

レメディオスとバラハ嬢が、まさにアインズ様を挟んで対局なんですよね

バラハ嬢にとってアインズ様は、大好きだからいい所を探したい相手

レメディオスにとってアインズ様は、大嫌いだから悪い所を探したい相手

どちらも最初に好感度が原因で、相手の行動から探したいものが違う

だから、一挙手一投足を見るだけで雪だるま式に感情が増えていくんですよね

時間の経過によって、好と悪の雪だるまがでかくなっていく…

前半(上巻)と比べると、より過激さが増しているのもいい証拠かと

個人的にレメディオスとバラハ嬢のどちらも、新しいアインズ様像が見られるから面白かったです

あれです、まさに色眼鏡をかけてアインズ様を見る感じ

そのメガネを通してみた世界を見せてくれた…という意味では、いつものデフォルトとは味わいが違っていいなあと思いました

ただ、やっぱりレメディオスはね、メガネ自体が歪んでるように見えるから不快感は抜けませんが…ね

受難が続くという意味では、今後もレメディオスは被害者となりそうですが…

ぜひとも、ジルクニフと被害者の会としてなぐさめあってほしい

(あー、わかるーが連発されそうですよね、その飲み会は)

(そして全員で結託しようとしたところでアインズ様につぶされるところまで見える、合掌)

八本指のヒルマさんが叫ぶほどの馬鹿、平常運転です

「魔導王陛下が死んだなら、アルベドと結婚したら魔導国が手に入るんじゃね?」

こういう発想ができる人ってほんとすごいよね

論理の飛躍とか、そんなの気にしてないんだろうなぁ…

自分に都合のいい解釈を用意すれば、それがどんなに極論でもいい

むしろ、極論であればあるほど、自分のために整えられたものだと思ってしまう

そんな感覚があるからこそ、馬鹿だと言われ続けているのでしょうね

いやあ、絶対に実現する前に止められるだろうけど

アルベドさんにアインズ様のお悔やみを申し上げながら口説く

これ以上の地雷があるだろうか? いや、ない(反語で強調

もうね、演技忘れて殺しちゃうんじゃないかと思うぐらいのイベントですよね

場合によっては、アルベドさんに届く前に周りのメンバーが切れそう

むしろ、実際にアインズ様に何かがあったとしたら、アインズ様を害した者を殺すのに大忙しで誰も相手にしてくれないと思います

そんなあたりを想像するのも面白いですよねー

監視班がどんな風に報告しているのか、それを聞いてどう思っているのかも気になるあたり

そして、馬鹿を飼って監視を続けて…というのは、ここから先にフラグがあるはず

どこでこの馬鹿を駒として使うのかは非常に気になる

14巻なのか、それとも、それより先なのか

手札として使われるタイミングを楽しみに待ちたいと思います

アインズ様も完璧ではない? バラハ嬢復活のときの言葉が印象的でした

句読点や改行から、通常の文章との違いは分かっていました

でも、何が起きたのか、最初のタイミングでは分かりませんでした

読み進めて行って、その後にまた戻って、ちょっと考えて、ああ、なるほど…と思うところ

それが、バラハ嬢が復活したシーンの話だと思います

こういう復活にしても、一工夫というか、一手間というか

オーバーロードという世界観があふれだしてくるのがいいですよね

アインズ様の視点でアイテムを使って、はい復活っていうのもありえる

それを、蘇生させられる死者の側から見せてくれる

しかも、それはアインズ様でさえ知り得ない情報

(キャラクターたちはしらない、作者と読者だけの特権)

そういうのって、本当にいいですよね

で、肝心の内容です

だが、ふと、引っ張られる感覚がする

上に、下に、右に、左に、真ん中に、どこかに――

引っ張る相手は完結した世界

仲間の作り上げたもので完結した哀れな者

それ以上の宝はないと、思考を閉ざした者

気になるのは、やっぱり下の三行ですね

至高の四十一人=仲間なのだと思いますが、仲間の作り上げたもので完結しているという単語をどうとらえるか

アインズ様はなるべくこの世界の道具も使おうと、ンフィーレアの薬やルーンの武具についても見ているはずです

(ただ、アインズ・ウール・ゴウンで所持しているものと同等のものがないだけで、探す努力も作り上げる努力もしていました)

しかし、それを揶揄(やゆ)するような言い回しなのは、どういう意図があるのか

『完結した』というのが二回にわたって繰り返されています

個人的にそこから読み取ったのは、『成長しない』or『限界』という意味

これ以上に届かないから「完結」なのだとしたら…

完結をしていない敵と遭遇したらどうなってしまうのか

圧倒的な力を見せつけてくれるところが爽快感にもなっているこの作品

やっぱり強敵が出てくる可能性もあると思うので、そのあたりもこのキーワードや今までのアインズ様の過ごし方がカギになってくるのかなと思います

ただ、他作品で例を見ないほどには慎重派で対策も考えているアインズ様

仲間と離れ離れになる以上に不幸なことは、起きてほしくないなと思います

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オーバーロードの別の巻の感想

-最新刊の発売日決定-

www.black-gamer.com

最新刊の発売日が決定したのでお見逃しなく!

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