id=”オーバーロード-1巻-不死者の王-あらすじ感想ネタバレあり発売日2012730″>オーバーロード 1巻 不死者の王 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2012/7/30
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
表紙の迫力がハンパない、しかも、サブタイトルが不死者の王と来たものだ…
絵とタイトルからホラー&殺戮ものかな?と勝手に思ってましたよ
本当は、VRMMORPGに閉じ込められる→ギルドごと異世界トリップという展開でした
ラノベの中でも人気と評価がかなり高く、
【ラノベ】2015年にアニメ化で第一期
【ラノベ】2018年にアニメ化で、第二期と第三期がやっている人気作
そんなビッグウェイブに遅ればせながら乗ってみることにしました!
というわけで、オーバーロード 1巻のネタバレあり感想になります
結論から申し上げるとね、遅ればせながらでも読んで良かったです
一巻読み終わって、即座に二巻をKindleでお買い上げでした
- オーバーロード 1巻 不死者の王 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2012/7/30
- オーバーロード 1巻 不死者の王 あらすじ
- オーバーロード 1巻 不死者の王 感想・ネタバレあり
- オーバーロードの別の巻の感想
オーバーロード 1巻 不死者の王 あらすじ
その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。
―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。
意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。
なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。
現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ”となる。
彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!
圧倒的人気のWEB小説の書籍化。
オーバーロード 1巻 不死者の王 感想・ネタバレあり
温度差ほど悲しいものはない、主人公の気持ちが痛いほど分かる
自分が大好きなものから、だんだんと、みんなが離れていってしまう
別に誰が悪いわけでもない
他に優先することがあるのはしょうがないし、それをとやかく言うこともできない
でも、あんなに楽しかったのに、あんなに笑いあったのに
今では、それが遠い昔の綺麗な思い出にしかならないのが、ひたすらに悲しく、悔しい
もう一回、みんなで遊びたいなぁ…
あの頃みたいに、みんなで馬鹿みたいに騒いではしゃぎたいなぁ…
その願いが分かり過ぎてもう、見ているだけで辛くなってきますね
これはサラリーマンの心に奥深くまで突き刺さる
ギルドのメンバーがいつ、戻ってきてもいいように…
『お疲れ様です、待ってましたよ、クエスト行きましょうか』と言えるように…
健気に、甲斐甲斐しく、ただひたすらにその場を守り続ける
もうね、その行動だけでも涙もろくなってしまうぐらいに来ますよ、これは
だってさ、主人公のゲームへの愛があふれ出てるじゃありませんか…
ギルド長といえど雑用がほとんどで名ばかりだと本人は謙遜していましたが、そんなモモンガさんだからこそ、みんなが甘えていたんじゃないですかね
本当に、ギルドの大黒柱、甘やかしてくれるいいお父さんてきポジションだったんじゃないかなと思います
そして、突然の事態に巻き込まれてからも、仲間への想いは変わらない
それどころか、仲間たちとの思い出がそこら中に散らばっているおかげで、より一層強くなっているようにも見えます
突然の非常事態になったっていうのに
『その景色を見せてあげたい仲間のことを真っ先に思い浮かべる』
なんて、ああもう、この人はどこまで優しいんだ…まさに心優しき王だと思います
しかも、身の危険どうこうを危惧しての行動だというのは分かるけれど、元はNPCの者達への配慮も完璧です
まさに、出来る男…個人的には裏での失敗や考察をしながらも演技派で振る舞う姿が素敵でした
不用意でもなければ軽率でもない、用意周到な展開が素敵
『どうして、そう動いたんだろう?』
そんな読者からの疑問に対して、理由が用意されているのが嬉しいですね
見捨てておけないという人情で動くときもある
だけど、だいたいは計算をして、どちらが得なのかをきちんと考えている
この展開は、自分の利になるのか、それとも、不利になるのか
それを、ひたすら真剣に考えて見極めている主人公は好感度大でした
個人的に驚きとともに高ポイントだったのは、以下の二点
- エモット姉妹の両親を復活させなかったこと
- 王国戦士長のガゼフの救援要請を受け入れず、敵戦力の測定に使ったこと
人の命の復活をさせないのは、復活の力を巡っての騒乱が予想されるから
たしかに、復活という現象がその世界で容易に起こせないのであれば、その事実は絶対に隠さなければならないですね
もし、それが明るみになれば、必ずやその力を求めて探してくる奴が出てくる
こんな事態に巻き込まれてからそれほど時間が経っていないその状況で、ここまで思考を巡らせて復活を思いとどまれるというのは、すごい思慮深さだと思うんですよね
また、もう一つは王国戦士長による戦闘能力測定です
これは、本当に用意周到かつ狡猾だなと思いました
きちんとピンチには助けるが、それでも、安請け合いや人助けは軽々しく請け負わない
相手の力量をしっかりと見定め、勝ち目がないと思えば切り捨てる
そんな計算の後に怒る無双だからこそ、あの戦闘はあんなにも映えるんでしょうね
『強くなりました、俺様最強、だから何をやっても負けない』
そんな勘違いや傲慢はなく、危険を察知し、用意周到に事を運ぶ
そんな、頭を使うモモンガ様あらためアインズ様が素敵な回でした
何にしても、見ていて『どうしてそうなった』感がない成熟した主人公は希少ですから
これからも魔王様的な振る舞いをぜひともしていただきましょう
アルベドさんを始め守護者たちがみんな可愛い、ご主人様大好きで忠誠心たっぷり
なんだこの可愛い生き物たちは…
そう思ってうっとりしてしまうほどに、ご主人様大好きっ子パラダイスですよ
性別? 年齢? 種族? そんなものは、全部関係ないね
そう断言してくれるのが分かるほどに、誰もがご主人様であるアインズ様に心酔していました
もうね、これだけで俺にとっては神展開です
忠臣の愛情たっぷりなのが、ほんと見ていて微笑ましい
なにより、滅多に怒らない主人の変わりに怒る部下のキャラがほんとツボなんですよ
なので、アルベドさんの怒りっぷりはマジで天使でした
あのスイッチが入った瞬間のご主人様至上主義と他は虫けら以下の思考が本当に好き
微妙にヤンデレが入ってそうなところも個人的には、更に追加点!
ああ、次はどんな表情と反応で怒りを撒き散らしてくれるのか
そう思うと、それだけでゾクゾク、ワクワクしますね
どんなに雑魚であろうと、取るに足らない存在であろうと、許せないものは許せない
『私のご主人様に対する無礼は、万死に値する』
そんな彼女の姿勢が、それに対するアインズの反応が、もう最高にツボでした
アルベドさん筆頭に
みんなご主人様に認めてもらいたい、褒めてもらいたいと思うのがいいですよね
指輪(リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウン)をもらってご満悦なアルベドさんは、きっとあの指輪を自慢しまくっただろうなぁ…
『あなたたちもご主人様より賜れるように努力なさい』とか、言い放ったんだろうなぁ…
ぐぬぬと歯を食いしばって悔しがるみんなを横目に、慌ててマーレが自分の手を隠して…
でも、ご主人様からもらったものだから絶対に指輪を外すことはしないんだろうなぁ…
そんな想像の余地がたっぷりと出ますね
これから徐々に掘り下げられてきて活躍もたくさんしてくれると思いますが、今からその展開が楽しみです
では、引き続き、二巻を楽しんで来ようと思います
オーバーロードの別の巻の感想
オーバーロード 13巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2018/04/27
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