魔法科高校の劣等生29巻 追跡編<下> あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2019/06/08
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
2019/08/18 魔法科高校の劣等生30巻(最新刊)発売日2019/09/10へのリンク追加
2019/06/13 ネタバレ感想を追記
魔法科高校の劣等生28巻の発売日2019/04/10からわずかに二か月
え、もう!? と個人的にはびっくりしながらの嬉しいニュースでした
というわけで、魔法科高校の劣等生(最新刊)29巻の発売日は2019/06/08に決定!
今回の表紙を飾るのは、お兄様と深雪さんの二人
いやあ、この二人が並んでいるとなんていうか安心しますね
まさに安定の主人公とヒロインという貫禄がすごい
最近は、深雪さんの正妻っぷりに拍車が掛かってますからね
- 魔法科高校の劣等生29巻 追跡編<下> あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2019/06/08
- 魔法科高校の劣等生29巻 追跡編<下> 発売日2019/06/08あらすじ紹介&購入前雑談
- 魔法科高校の劣等生29巻 感想・ネタバレあり
- 魔法科高校の劣等生 別の巻の感想&あわせてお読みください
魔法科高校の劣等生29巻 追跡編<下> 発売日2019/06/08あらすじ紹介&購入前雑談
亡者を葬る新魔法炸裂!
そして、達也とあの男が衝突!?
二〇九七年七月。
達也は富士樹海に潜伏する光宣を追い、張り巡らされた結界『蹟兵八陣』を破る方法を思案していた。
一方、USNA軍非合法魔法師暗殺者小隊『イリーガルMAP』が達也の暗殺に動き出す。
その魔の手は彼の友人たちにも向けられることに――。
さらに達也の前に立ち塞がる刺客・藤林長正。
希代の忍術使いであり亡霊を操る強敵を前にして、ついに精神体をも消滅させる達也の新魔法『アストラル・ディスパージョン』が放たれる!!
水波救出のため、猛進する達也。
しかし彼の前に次は『あの男』が『最悪の敵』となって立ちはだかる――!?
光宣と水波、愛の逃避行の行方がどうなるのか楽しみ?
光宣の追跡という意味で、28巻、29巻が<追跡編>と銘打たれていると思いますが…
下巻ということで、その追いかけっこ(かくれんぼ?)にも終止符が打たれるようです
そうなると、どうしても気になるのは、光宣と水波の出す結論ですね
追いかけられている身だと、どうしても極限の状況になってしまう
それが、お兄様のような手練れが相手であれば、なおのこと…だと思います
でも、どうか、この二人には(水波には)結論を出してほしいですね
結果としてどうなるか…ではない
自分が光宣の手を取るのか、そうでないのか
その葛藤の果ての結論(決断)がどんなものになるのか
それが非常に楽しみです
悲恋になりそうな気配が濃厚ですが…
個人的に気になるのは、魔法科第一高校に編入したリーナの扱い
魔法科高校に編入してレギュラー入りとなったリーナがどう活躍していくのか?
それが非常に楽しみです
あれだけお膳立てしつつも紙幅を使って描かれたリーナの編入
ぽんこつ可愛いあの子が活躍してくれると思うと非常に楽しみです
その魔の手は彼の友人たちにも向けられることに――。
個人的には、この一部分に対する抑止力がリーナなんじゃないかと思いますが…
本当に、出番をかけた椅子取りゲームな様相になってきましたよね
レオやエリカ、幹比古、ほのかに雫と戦闘要員は十分すぎるほどにいますが…
果たして、連携があって巻き込まれるのか
それとも、リーナの独壇場になってしまうのか…
そのあたりも楽しみに見ていきたいと思います
→ 幹比古、レオ、エリカの活躍が今回はメインでした
→ ほのかも別枠でスポットライトがあってよかったです!
あの男とは誰? 新勢力なのか? 今までのメンバーのうちの誰かなのか?
「あの男」
あらすじでこう書いてあるのは、あえて情報を伏せているのでしょうが…
果たして、そこまで特別扱いされるキャラとは、誰なのか?
気になりますね
→ 八雲師匠でした、そりゃあ最悪の敵扱いになるわ…
→ お兄様との師弟対決でした
後書きでは、クライマックス的な表現をなんとか見かけていますが…
そろそろ、『魔法科高校の劣等生』という作品のラスボスが出てくるんでしょうか?
既に出ているキャラにスポットが当たるのか?
それとも、完全に新規のキャラになるのか?
…というか、果たしてどこまで何を解決させてこの作品は終了になるのか
というのが非常に気になります
個人的には、お兄様と深雪さんの挙式とか非情に見てみたい流れですが…
高校生という身分上は結婚式までは届かないですかね
なんて、そんなことも妄想してしまっていますが…
ひとまずは、今回の決着がどこに落ち着くのかに注目したいと思います
さすおにできそうなあらすじで嬉しい、新魔法が楽しみです
亡者を葬る新魔法炸裂!
はい、あらすじ1行目でこれですよ
そうです、こういうのがいいのです
前回の巻でも、何かしらの新境地にたどり着くところでしたからね
お兄様の新魔法がうなりを上げるのが楽しみです
さらに達也の前に立ち塞がる刺客・藤林長正。
前回から敵対フラグは立っていましたが…
お兄様の敵になることは確定のようです
もうそれだけで死亡フラグとなってしまうお兄様との敵対ですが…
いったい、どのような片づけられ方をするのか、楽しみに待ちたいと思います
魔法科高校の劣等生29巻 感想・ネタバレあり
幹比古が主人公やってました! 美月を守っての戦闘は熱かった
今回はお兄様の仲間にも悪の手が迫るという話でしたが…
狙われたのは、ほのかと美月の女性陣二人!
そして、その美月を守ったのは幹比古ということでね、大変良かったです
お兄様のような絶対無敵ではないんです
でもね、悪戦苦闘ぶりだったり、その努力や苦悩が見えるから好きなんです
他の天才キャラや十師族のように特別じゃない
でも、その中でも十分に戦える力を持っている幹比古にスポットライトが当たるのは嬉しいですね
そして、今回は美月を守りながらですよ
うん、どこまでも主人公なシチュエーションですね
自分の好きな人をきっちり守りきれたのもポイント高い
そして、なによりも防戦一方でも守るべきものに一番の比重を置いた判断が最高でした
これで、より一層、修行に身が入る感じになったと思います
ぜひとも、今後も有能キャラとして頑張ってほしい
そして、美月とのカップルはいい感じなのでぜひとも成立してほしいものです
個人的には、背表紙になってるちびキャラの二人がよかった
あのほのぼのとした感じが本当にカップル感があっていいです
レオ、エリカにも出番が!! 高校生VS特殊部隊でした
特殊部隊にもマークされている千葉のソードガールことエリカ様
うん、剣の腕では他の追随を許さない感がすごいですね
本職の戦闘軍人からも名前とともに注目されているあたりがすごい
そして、何よりも実際に撃退してみせるあたりがすごい
今回は、レオ、エリカともに取り逃がすという結果になりましたが…
それでも、高校生が軍人相手に普通に対応できてるってのがすごいですよね
実際、あの世界だと勝てない相手には絶対に勝てないだろうし…
任務とはいえ、格上に挑むのはしんどいだろうなぁ…と思ってしまう
二人とも、きちんと出番があってなにより
お兄様参加で庇護下に入ることで、さらなる出番の増加になるのか
次回のアメリカ遠征に行くフラグだと思いますので、お兄様の手足として頑張っていただきたいですね
深雪さんが正妻の貫禄ですが、ほのかも愛する人への熱意を見せました
今回はさらわれるヒロインということで出番&挿絵があったほのかさん
うん、お兄様を殺す催眠をあの子にかけるのは、かなり難しいと思う
催眠とか洗脳という意味でなら、まだエリカや雫のほうが何とかなりそうなイメージ
(そういう意味ではリーナも洗脳とかしたら効果は抜群だ!とかになりそう)
でもね、ほのかさんの洗脳は無理だろうなぁ…と思ってた
なので、そのとおり(それ以上)の愛を叫んでくれたのが良かったですね
ほのかさんと深雪さんはね、何があってもお兄様には刃を向けないと思う
それならば自分の死を選ぶレベルでお兄様に心酔してますからね
アメリカの特殊部隊であっても洗脳しきれなかった乙女の恋心
瞳に涙を溜め、声が枯れてもかまわない、命が惜しくないと言わんばかりの叫び
本当にいい子だなぁ…としみじみ思います
お兄様の庇護下に入れる空気もできてきたことだし、ぜひともハーレム要員として今後も頑張ってほしいですね
(雫さんは今回蚊帳の外で残念、やっぱり出番は均等にできないよね)
(雫も好きなキャラなので、ぜひともほのかと一緒に頑張ってほしい)
光宣と水波、結論は出せないままの二人は罪悪感を抱えてアメリカへ
どっちも半歩下がって相手の様子をうかがう感じでしたが…
残念ながら、今回の下巻でも決着はつきませんでした
もう少し、何かの答えが出るかな? と思ったのですが…
結果は、八雲のアドバイスによる結果の先送りという感じでした
結論が伸びれば伸びるほど、どうなるのだろう? というハードルは上がると思うので…
そろそろキャラの本心というのを聞いてみたいですね
光宣が水波のために戦う展開とかもあるのかな? と思ってちょいと期待しましたが…
台詞ではそれらしいことはいくつか言っていましたが、結局、防衛戦闘はせず
(その分は幹比古が頑張ってくれたので、それはそれでよかったんですが)
潜水艦にのって渡米ということで、徐々に敵方に囚われ感が強くなってきました
やっぱり結論が気になるので、次回以降にはそれが見れるといいなと思います
八雲師匠VSお兄様、高度な師弟対決でした
だんだんと苦戦する回数が増えてきたように感じますが…
そのあたりは、敵のレベルが上がったと捉えるところでいいんですかね
今回は光宣の罠にかかったところも何度かありました
まあ、全部問題なくかわせたらそれはそれで勝負が成り立ちませんしね
適度な苦労もちょうどいいスパイスでしょう
さて、本題の前にちょこっと脱線して
黒羽さんからご指摘のあった、お兄様の変化について
『心のないものは迷わない』
というところからも心ある存在「人間らしさ」アピールのように見えます
実際、開始当初からすると、それなりに人間らしくはなったかなぁ…という感じはします
リアクションだったり、判断の仕方だったり、合理の奥に人情がちらちら見える(こともある)ので
その一端が、今回は師匠との直接対決のときのむき出しの感情にもつながってくるのかな? と思っています
227ページでは、師匠である八雲に対して激昂してます
これは深雪のためではありませんからね
だんだんと人間らしさを取り戻しているのか、それとも水波自体が特別なのか
そのあたりもだんだんと描かれていくと思うので楽しみです
そして、師弟対決で徐々に師が追い詰められていくあたりはロマンですね
徐々に余裕がなくなっていき、最後には届く戦闘というのは、弟子の成長が見れていい
まあそれでも、まだ奥がありそうな振る舞いの八雲もよかったです
作者さんからのお墨付きがでました、深雪さんが正妻決定、お幸せに
ハーレム展開ありかな? と思った矢先に、後書きで答えが書いてありました
達也に浮気させる予定はありません。
重婚も予定していません。
という作者からの明確な回答がありました
いやあ、最終決戦を前に番狂わせは起きなかったか…
順当といえば順当ですが…逆に言えば、一発逆転がなかったのは寂しくもあります
まあ、どんな結論にしたところで選ばれなかったキャラがいることは避けられませんから
なので、そこは作者さんの思うがままに描いてほしいところですね
今のところでもお兄様と深雪さんの登場回数は二人ともダントツなので、今後も二人の絡みをのんびり楽しみたいと思います
ウェディングな深雪さんが見られる日が来るんだろうか…それも楽しみです
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