はたらく魔王さま! 16巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2016/06/10
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
鈴乃好きとしては表紙だけでも満足しそうですが、出番も増えて嬉しい限り
あのメンバーでエンテイスラに突入! 果たして続きは…
ということで、気になって仕方なかったはたらく魔王さま!16巻の感想になります
今回もじっくりたっぷりと世界を楽しませていただきましたっ!
- はたらく魔王さま! 16巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2016/06/10
- はたらく魔王さま!16巻 あらすじ
- はたらく魔王さま!16巻 感想・ネタバレあり
- はたらく魔王さま! 別の巻の感想&あわせてお読みください
はたらく魔王さま!16巻 あらすじ
魔王さま、義理チョコを貰う!?
異世界で始まった大魔王の遺産捜索の裏で庶民派バレンタインが開幕の、第16弾!
『大魔王サタンの遺産』捜索のため、六畳一間の魔王城からは、
生活用品一式が異世界エンテ・イスラへと移されていた。
通勤時間の問題により、魔王はそんなからっぽのヴィラ・ローザ笹塚201号室で寝泊まりをすることに。
独り身の生活に寂しさを感じながらも、正社員登用研修に参加する魔王。
そんな中、研修で一緒になったゆるふわ女子に思いがけず義理チョコを貰ってしまう。
アシエスの食い意地によりその情報が知れ渡った時、
女性陣に動揺が広がるのだった――!
一方エンテ・イスラでは、
大魔王の遺産の一つ『アドラメレキヌスの魔槍』を手に入れるため、
鈴乃、ライラ、アルバート、ルーマックが北大陸に旅立っていた。
日本のジンギスカン屋そっくりの店では、
「囲いの長」と呼ばれる北大陸の代表が待ち受けており……?
庶民派ファンタジー第16弾!
はたらく魔王さま!16巻 感想・ネタバレあり
ちびかま(ベル)可愛いよ、ちびかま
「死神デスサイズ・ベル」が、こんなちんちくりんなら…ちびかまで十分さね
ということで、「ちびかま」と呼ばれてご機嫌ナナメな鈴野が超可愛い
いや、有能キャラのポンコツ状態ってすごいイイですよね
特に、ディン・デム・ウルスにいじられている姿は、本当に最高でした
罵倒されているときに輝く「ぽんこつ可愛い」という事象があると思いますが
ほんと、ベルはその辺が最高です
今回は好き放題に言われまくってますが、そんなやられっぱなしのベル可愛い
ためいきが絶えない苦労人なポジションだけど、その生真面目さや硬さから
苦労してる姿がそりゃもう可愛いんですよね
今回は登場数もかなり多かったので大満足です
そして、今回はイラストが本当に素晴らしい
バレンタインデー回ということで表紙でもチョコレートを持ってますけど
訂教審議会の服? を着ながらもチョコレートを落としそうになって
あわててる顔がもうすごい破壊力ですよね
149ページの挿絵はもう見てるだけで最高なぐらいに可愛いので必見です
最高のちーちゃん回でした
「女子高生、少しだけ世界を変える」
そんな章タイトルで描かれたお話が今回の主題でしたが、
読んでいて胸が熱くなりましたね
ちーちゃんが公的に認められたというのは、今回が初だと思いますが
その悪魔大元帥の働きぶりが今回は本当にすごかったですね
少しでも魔王やエミリアのために何かがしたいと願うのに、
自分の力では守られるばかりで何もできない
そんなちーちゃんに回ってきた、ちーちゃんにしか出来ない役回り
もう、そのときのちーちゃんの嬉しそうな雰囲気と言ったら
見てるこっちが嬉しくなるぐらいでした
そして、ちびかまさんに頼まれているときに目を輝かせて興奮していたところから
即断即決でバイトのシフトを切り替えても異世界の祭に参加する行動力
実際に現地に行き、誰もが手を焼くディン・デム・ウルスに気に入られ
そして、誰にも賞賛されながら自分の力を十全に発揮していく
その姿は、見ていて気持ちいいほどでした
だからこそ、悪魔大元帥であるアドラメレクもその想いに答えるように
奇跡を呼び起こしたのではないかな…と思います
ちーちゃんじゃなければ起こせなかった奇跡ですね
今回は弓での話がメインでしたが、その他でもいろいろと活躍したのだろうな
そう思うと、そんな実力を秘めるほどに成長した彼女が素敵ですね
「普通の女子高生」なんて呼べないという周りの評価も納得です
こうして成長したキャラたちがそれぞれ活躍してくれるのは、
RPGで育てたキャラが動いてくれるときのような感動をくれますね
肝っ玉ばあちゃん、ディン・デム・ウルスがすごい大好き
自分で作ってるファンタジーノベルゲーム でもおばあちゃんを主役にした回があるほど
おばあちゃん好きな俺にとって、このキャラはまさに最高でした
やり手で、口うるさく、肝っ玉が据わった頭を張れる人で、しかも賢い
なんともかんとも、あの気難しい感じがたまらない
そして、そんな手厳しい人だからこそ、認められたときの感動も格別ですよね
「あんたがあたしの本当の孫じゃないのが残念でならないよ。チホ・ササキ・ウルス」
己の見る目がなかったという謝罪の後に告げられたこの言葉
もうこれ以上はないというほどに、最上級の褒め言葉だと思います
どうしても老人や国の頭だと無能や横暴が描かれることが多いですが
人生経験の豊かさを感じさせる有能な年寄りはもっともっと活躍してほしいものです
これからもサブキャラでちょっとでもいいから出番があって欲しいですね
それぐらいに気に入ったキャラでした!
コメント