【SAO】ソードアート・オンライン 14巻 アリシゼーション・ユナイティング あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2014/4/10
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)
ついに始まってしまった、洗脳されたユージオとキリトさんの直接対決
これまで長い旅路を共にした相棒との決着は、果たして…
アンダーワールドを舞台にした冒険譚アリシゼーション編の第6巻、
ソートアート・オンライン 14巻アリシゼーション・ユナイティングの感想です
思えば遠くへ来たものだ…6巻も続くとそう思わされますよね
そして、1巻目と6巻目で、どちらもキリトさんとユージオの二人が表紙というのもまたいいですね
発売日で比べてみると
9巻が2012/2/10で14巻が2014/4/10なので、約二年ほどが経過してます
なので、懐かしさとともに並べてみました
こうして見ると本当に健やかに育ったなぁ…
なんて、謎の親目線になってしまいますね
人の人生は顔に出るといいますが、二人とも本質は変わらずに成長したのがよく分かります
こうしてみると、本当にユージオはいい男に育ったものだ
ルーリッドの村で、きこりの少年として働いていた少年
想い人である少女のために戦士になり、剣の技を磨いてきたのに…
それが、こんな形でキリトと戦うことになるとは…悲しい運命ですね
ソードアート・オンライン 14巻 アリシゼーション・ユナイティング あらすじ
“公理教会”の象徴である白亜の塔“セントラル・カセドラル”。
隔離された大図書室の賢者“カーディナル”の助けを借り、ユージオは整合騎士となってしまったアリスを“本当の姿”に戻すため、キリトはこのアンダーワールドの消滅を回避するため、最高司祭“アドミニストレータ”の待つカセドラル最上階、一〇〇階を目指す。
そして到達した九十九階。
キリトとアリスの前に現れたのは、整合騎士の鎧に身を包み、瞳に冷たい光を浮かべたユージオだった。
躊躇いなく剣を抜くユージオを、やむなく迎え撃つキリト。
旅立ちの日、遠い雷鳴に感じた戦いと別離の予兆は真実となってしまうのか。
キリトの必死の呼びかけは、記憶を封じられたユージオに届くのか。
アリシゼーション・人界編、完結!
ソードアート・オンライン 14巻 アリシゼーション・ユナイティング 感想・ネタバレあり
ロリババアならぬお姉さんババア(エロ)、アドミニストレータとボス戦
ついに、直接的な対面を果たした最高司祭“アドミニストレータ”
ユージオ洗脳のときにも、あやしさとエロさを全力全開してましたが…
今回も、カラー挿絵&あらすじ紹介で髪ブラを披露してくれました!
いやあ、にしても、露出が多いにもほどがありますね…
アニメになったときにどうするんだろうという余計な心配をしてしまいますね
だって、これ、謎の光か何かないと、どうしようもないだろうし…
ぜひとも、長い髪が鉄壁防御で、どんなに動いても大丈夫な流れでお願いしたいところですね
うん、気分はチュデルキンですね
あのとなりで、俺も一緒にガン見しちゃいたいくらいですわ
84ページあたりに、チュデルキンに見られたアドミニストレータが、思わず胸を隠すシーンがあるんですけどね
こういう、羞恥心なく気にしてなかったタイプの人が、羞恥する瞬間大好きです
なんていうんでしょうね、防御力高い相手に攻撃が入った瞬間というか…
そんな不思議な喜びがあるんですよ
それと、本編とまったく関係ないんですけど…
ロリババアって世の中にたくさんいてネタにもされやすい属性ですけど…お姉さんババア(?)って珍しいですよね
精神が老女でお姉さんだと年上感出過ぎちゃうという配慮なんですかね???
というわけで、不思議な新ジャンル、アドミニストレーターさんでした
ユージオが逝く、友との別れ、そして現実世界との接触
前回に引き続き、カラーの挿絵を見た瞬間から嫌な予感は止まりませんでしたが…
ラスボスの討伐と引き換えに起きた犠牲は、本当に大きなものでした
シャーロットを、カーディナルを、ユージオを失った勝利
大団円とも、ハッピーエンドとも程遠い、そんなラスボス戦
どうしてこうなってしまったのか…
他にも道はあったのではないか…
そう思うキリトさんの胸の内は、本当に辛い物がありますよね
でも、やり直しなんて、できないんですよね、この世界は
修剣学院で右目の封印の事件が起きたところからやり直せれば…
セントラル・カセドラルに到着したところからやり直せれば…
どこからだって、違う未来に行きつける可能性はあるんです
でもね、アインクラッドと同じく、このアンダーワールドの世界もそんな機能はない
セーブもなければ、ロードもないんです、このゲームは
だからこそ、その人の判断や選択に重みが宿り、尊いものになるのでしょうね
やり直しができないからこそ、生み出された命にも輝きが宿る
まさに『これは、ゲームではあっても遊びではない』という茅場さんの言葉の延長線上にこの世界もあるのでしょうね
最後にキリトさんの愛剣に名前を刻んでいったユージオ
きっと、キリトさんは生涯あの剣を手放さないだろうし、剣を見るたびにユージオのことを思い出すのでしょうね
でも、きっと…
それは、呪(のろ)いではなく、祈りなのだと思います
生涯の相棒となって、あなたの隣を歩き続けるというユージオからのメッセージ
キリトさんの未来を切り開くための刃となり、その身を守るための盾にもなる
そんな願いが、あの名付けには込められていたのではないかな…と思います
311ページにあった挿絵は、思わずグッときますね
幼き頃のユージオとアリスが手をつなぎ、光へと向かう
その新たな道行が、幸せに包まれているといいなと思います
そして、現実世界も混沌としている中での菊岡さんとの通信
アスナと接触したか…と思ったところで続きは次回となりました
次も楽しませていただこうと思います
ソードアート・オンラインの別の巻の感想
前の巻:SAO 13巻 感想
次の巻:SAO 15巻 感想
まとめ:SAO感想記事まとめ
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