SAO プログレッシブ6巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2018/5/10
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
前回の5巻発売から待つこと3ヵ月!
4巻→5巻のペースが二年ほど空いていたので心配してましたが…
これだけ速いペースで6巻の発売とは嬉しい限りですね!
ソードアート・オンラインのアインクラッド編を一階層ずつ書いた外伝
ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻が2018/5/10に発売しました
2巻についで、6巻もキズメルに軍配があがりました
6巻中4巻の表紙に登場したアスナさんということで、いい感じのパワーバランスですね
右上の少女ミィアもキズメルと同じくNPC!
今回は特にSAOでのNPCとは…というのに深く切り込んだ回でした
【SAO】ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻 あらすじ紹介&購入前雑談
アインクラッド第六層で繰り広げる、人気シリーズ第6弾!
第六層攻略に挑むキリトとアスナに《扇動PK集団》の狡猾な罠が再び迫る――!
《アインクラッド》第六層で、黒エルフの騎士・キズメルと久方ぶりの再会を果たしたキリトとアスナ。
彼女をパーティーに迎え、第三層から続く《秘鍵》回収クエストに挑む二人だが、その行く手には予測不能の展開が待ち受けていた。
AIを凌駕する感受性を備えたNPCたちの登場。
《秘鍵》を狙うフォールン・エルフの暗躍。
新たな展開を見せるクエスト《スタキオンの呪い》。
そして《扇動PK集団》の魔手――。
キズメルたちNPCをも巻き込んだ、狡猾な罠を退けて、キリトとアスナは第六層を突破できるのか!?
2018/5/6追記
ついに6巻の詳細なあらすじが公開されました!
大筋は、5巻描かれた物語の続きとなっているようです
…が、ここで、一つ追加の情報が!
《扇動PK集団》の魔手
この単語によって、笑う棺桶(ラフィン・コフィン)に重点が置かれることが完全確定となりました
というか、いつ頃にラフコフという名前のギルドが出来たんでしょうね
本気出せば攻略組よりも有能な事に定評があるPoHさんたちなら、もう結成してるのかな?
キズメルたちの参戦も必至な今回
NPCだから安全なんて線引きはないのでしょうから、そのデスゲームの中で物語がどう動いていくのか、今から楽しみですね
そして、茅場さんことヒースクリフもそろそろ出てきて欲しいところ…
SAOの一巻での感想でも書きましたが、届きそうで届かない近未来
そんな最高のゲームの中の世界を描いてくれるのが、このSAOという物語の一番いいところだと個人的に思ってます
デスゲームという特性があるのをプラスにするかどうかは別ですが…
なんにしても、実際に遊んでみたいと思わせるような趣向をこらしたクエストの数々
そして、ゲームをしているときのゲーマーあるあるや没入感の描き方もこの作品のポイントだと思います
囚われの身になった人たちも最新のゲームを心置きなくどっぷりプレイする廃人環境を手に入れているわけですし…
そんな世界に俺も行きたいな、でも、行ったら帰りたいなんて思うのかな
そんな心くすぐる世界がふんだんに詰め込まれたこの作品
一階層ごとに変わるギミックを楽しめるのが、何より楽しいですね
上巻を綺麗に引き継いで、下巻は更なる盛り上がりを見せてくれるのか?
楽しみに待ちたいと思います
【SAO】ソードアート・オンライン プログレッシブ6巻 感想・ネタバレあり
ゲームクリエイターである茅場さんの仕事が冴え渡る回でした
街の領主が殺されたことにより、元々のイベントの筋書きから大きくストーリーがずれてしまう
それが軌道修正されずに続行されたのは、なによりも茅場さんのこだわりが強く表れていたと思います
『これは、ゲームであっても遊びではない』
そのコンセプトに則るためにも、取り返しのつかない事態から、安易な現状復帰は許さない
それこそが、『遊び』ではない『ゲーム』の醍醐味なのかなと思いました
不測の事態もゲームのうち、という感じで
そもそも、これは元々のSAOの仕様なのか?
作者が名言していない以上、色んな予想ができると思いますが…
個人的には、ログインしながら各所を調整していた茅場さんの仕事なのかなと思いました
AIの学習方法などをキリトさんが予想していたとおり、様々な方法でよりよいゲームを作るために試行錯誤をしていたのでしょう
ただ、それでもね、限度はあると思います
プレイヤーの行動なんて、どうしたって全ては読めません
作り手の予想もつかない何かをしでかすプレイヤーはたくさんいますから
- NPCのレベルや装備
- フロアボスの攻略法
- 一度しかないイベントで取得させる経験値の量
ゲームバランスでいえば、どれも大事な部分です
今回の階層では、まだ問題なかったと思います
でもね、それをベータテストしただけで100層まで完全に調整するなんて、絶対無理ですよ
いまだに茅場さん(ヒースクリフ)が姿をあらわしていないのは…
目立たないように注意をしているというのも、もちろんあると思います
でも、それ以上にユーザーサポートに専念しているのではないかと勝手に妄想してます
だって、どんなに天才だろうと、バグのないプログラムを作り上げるなんてことはできないのですから
それにね、ベータテスト後に一度も中断なく障害を起こさずに2年間以上の連続稼働ですよ?
もうね、それだけで偉業ですって、ほんとに
メンテもなければ詫び石もない!
SAOがいかにすごいか分かりますね
(…茅場さんから詫び石とか届いたらそれはそれで楽しそうだけど)
いまだに、SAO内でのバグらしいものは、SAO本編の7巻で出てきた謎ラーメンぐらいですしね
誰にも気づかれないレベルでは、ちょいちょいあるのかもしれませんが…
ほんと、茅場さんの仕事のすごさにはびっくりですよ
階層をまたぐ秘鍵イベントは続く、グランドフィナーレまでに全容は見えるのか?
上の話とも関連しますが、ちょいちょい話の主軸に置かれるエルフイベントも茅場さんの仕事の匠(たくみ)な部分が出てますよね
最初にキズメルに手を貸すことで「キズメル」生存ルートが発生
そこから先は、敵味方がNPCとプレイヤー入り乱れての戦いになっています
こういう、負けイベントなんだけど実は勝てる的な裏ワザ
個人的に、昔死ぬほどあこがれたんですよね
(ドラクエ5のパパス生存のためにゲマに勝つとか)
都市伝説的に噂だけが先行しそうな、普通のルートとちょっと違う展開ってあたりもゲームっぽくていいですよね
今回の話があったし、これも、もしかしたら唯一のイベントになるのかも?
…なんて思っていたら、キューザックというギルドが出てきたのでそれはなさそう
ただ、一番乗りボーナス(一番乗りだけクエストボーナス大量)とかはありそうですね
そういう、ゲームをするうえでもFR(フロントランナー)な自分だけが味わえる特別感を上手に出してくれているあたりが、とても好きです
そして、今回の作戦で奪われた秘鍵
結局は、何に影響するものなのか、そして、キズメルは最後まで生存してくれるルートなのか
キリトやアスナとほのぼのしてるシーンは好きなので、ぜひとも、クエスト後も仲良くしてほしいものですね
二刀流の片鱗が来たー! 未来につながる布石が楽しい
そのうち来るだろうと思っていた、キリトさんお得意の片手剣の二刀流
秘奥義として隠されるから、これからは時間を見つけて隠れて練習開始だとは思いますが…
はるか、74層で公開する切り札の一番最初のきっかげが、まさかの6層とは!
これから、長い年月をかけて洗練されていくのでしょうね
今の時点では、両手に一本ずつ持っているだけで、盾の代わりに持ってみた感なのもいいですね
まさに、荒削りもいいところです
ここから、一つずつシステムに挑戦するかのように試行錯誤を続けていくのだろうな…と思うと、それだけでワクワクしますよね
そして、そんなキリトを見届けたからこそ、茅場さんも二刀流というスキルを与えたのではないかと思います
今回は、それに加えて『瞑想』と『覚醒』という新スキルも登場しました
こうして出てきたスキルたちも、スキルツリーの枝葉として今後も物語を盛り上げてくれるんでしょうね、きっと
他のキャラ(特に生産系)のスキル構成も、今後ぜひ見せてほしいものです
ああ、スキルスロットが足りないという気持ちがすごい分かる
でも、それをプレイヤーたちに悩んでほしいからこそ、無制限ではなく制限をつけたのでしょうね
しっかりゲームしてる感があってすごい好きなので、次回の展開も楽しみに待ちたいと思います
ソードアート・オンライン プログレッシブの別の巻の感想
前の巻:SAO プログレッシブ5巻
次の巻:準備中
コメント
クエストの展開が上手い具合に修正されているのは、茅場さんの尽力ではなくカーディナルの存在を揶揄しているのかな〜なんて思ってます
揶揄、ではなく、示唆、の間違いです
やまとんさん
途中でユイに関わりそうな部分があったなーとは思ってましたが、カーディナルに関してはあまり考えてませんでした
そう考えてみると、そのあたりも関わってきそうですね!
面白い視点をありがとうございます!
リーテンの鉄鉱石無限湧きバグ…
あれはバグでは…?
名無し野郎さん
コメントありがとうございますー
反応遅くてすみません
鉄鉱石無限湧きバグ
なぜか茅場さんのフォローをしたくなったので、勝手な想像でフォローしておくと
『よくぞ気づいたな、だったら使ってもいい』と運営が認める『裏ワザ』っぽい位置づけなのかなーと勝手に思ってもいます
まあ、バグ見つけて直すのが許せなかった例もありますけど笑