りゅうおうのおしごと!12巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2020/2/14

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まとめ:りゅうおうのおしごと! 感想記事まとめ

 

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読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

 

2020/08/21 りゅうおうのおしごと!13巻(最新刊)感想へのリンクを追加

2020/02/16 ネタバレ感想を追記 

2020/02/01 小冊子付のリンクを追加・表紙&あらすじ&雑談をリライト

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りゅうおうのおしごと!11巻の発売日2019/8/10から約半年!

りゅうおうのおしごと!12巻(最新刊)の発売日が2020/2/17に決定したのでご紹介です

前回は、最高の姉弟子回を披露してくれましたが、徹底攻勢は終わらない!!

今回も、姉弟子が通常版、特装版ともに表紙を飾る結果となりました

 

本編の11巻でもそうですが、小冊子もあるとは、やたらと手厚いバックアップ体制ですよね、姉弟子

猛烈なキャラへの愛が感じられるし、そういうのが個人的に大好きです 

 

小冊子特装版は以下のリンクをご利用ください!

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りゅうおうのおしごと!(最新刊)12巻あらすじ紹介と購入前雑談

りゅうおうのおしごと(最新刊)12巻あらすじ

奨励会三段リーグ。

四段(プロ)になれる者は2人だけという苛酷な戦場。

そこに史上初めて女性として参戦した銀子は、八一と交わした約束を胸に封じ、孤独な戦いを続けていた。

八一もまた、新たなタイトルを目指し最強の敵と対峙する。

 

そんな2人を複雑な思いで見守るあいと、動き出す天衣。

そして立ちはだかる奨励会員(なかま)たち。

「プロになるなんて、そんな約束をすることはできない。けど――」

大切な人の夢を踏み砕くことでしか夢を叶えられない。

それが将棋の世界で生きるということ。

 

銀子が、創多が、鏡洲が……純粋なる者たちの熱き死闘に幕が下りる
奨励会編堂々のフィナーレ!

表紙からも分かるとおり、今回も八一と姉弟子がメインの話になりそうですね

毎度、激闘があるのがこの作品のいいところ

ですが、前回に引き続き、今回も辛い展開が待っていそうです

 

四段(プロ)になれる者は2人だけ

狭き門って、こういうものを言うのだろうな

しみじみ、そう思ってしまうほどの人数制限です

 

プロの数がこれだけ絞られ、きっと、だからこそ価値があるのだと思います

八一と同じ場所に立つために姉弟子が行く、狭く険しい山道

今回はそこが一番の焦点になるのではないかなと思います

 

将棋星人と八一のことを言い続けていた姉弟子

前回のことで少しだけ恋人としても将棋としても距離を縮められた二人

今回は、またしても進展があるのかどうか、楽しみに見ていたいと思います

 

そんな2人を複雑な思いで見守るあいと、動き出す天衣。 

弟子二人も、行動の方向性がはっきりと分かれるようです

あ、二人とも見守るわけじゃないのね…と思うとともに、じゃあ、どう違うのか?

作中での描かれ方としては、天衣のほうがいいとこどりが多い気がします

まあ、可愛いからね、仕方ないね

 

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9巻でもスポットライトが当たって活躍した天衣

それに比べると、あいは愛されてはいるけれどもヤンデレ側に落ちた感がある

果たして、弟子たちの行動がどう影響してくるのか、というのも楽しみ

 

何回か書いている気もするけれど…

『ヤンデレになると負けヒロインにならざるを得ない」

(負けないと病まない、誰か主人公の周囲に女の子がいないと魅力が出しにくい)

という呪いみたいな難点があるから、どうか、幸せになってほしい

 

そして、あいの恋愛感情はガチなのか憧れだけなのか

(個人的にはガチだと思うけれど、どういう匙加減なのか)

は、非常に気になるところです

 

供御飯万智先生みたいにガチな中のガチな人もいるわけですしね

そういう人たちと今後も戦っていくのかは非常に気になります

 

『四段(プロ)になれる者は2人だけ』っていうけれど、八一の妻になれるのは一人だけ

誰一人譲るつもりのない竜王杯の行く末も気になるところです

 

りゅうおうのおしごとの最新刊の表紙、最高ですよね?

しかしねえ、ポイントになるのは今回の表紙ですよ

いやいやいや、待って、ねえ待って

 

これさ、恋人つなぎですよ

八一さん、さすがですわあ…

りゅうおうのおしごと! 12 (GA文庫)

しかもね、ぎこちない、それがいい

だって、八一のほうは指が曲がって姉弟子の方に向かっているのに…なのに…

姉弟子側は、ためらっているのが分かるんです、指が曲がってないんです

こんなあたりにも意味を込めてくるなんて…

やっぱ、しらび先生のイラストはすごいわ…

手の大きさを比較しても、男性と女性が違う

 

見てくださいよ、この表情とこのポーズ

いやあ、でも、いいですね、こういうキャラとキャラの絡みがある表紙は

 

しかし、本当に大丈夫か、これ

小学生たちには(別の意味で)刺激が強すぎないか?(とくに、あいと天衣の二人)

これを見た後に、あの二人がどんな次の一手を繰り出すのかと思うとおそろしい

どっちもあきらめないでしょうし、それで冷めるともまったく思えない

(特に天衣は、恋心まで理解してる描写が多いですしね)

 

りゅうおうのおしごと! 6 ドラマCD付き限定特装版 (GA文庫)

過去の姉弟子&八一の表紙と比較!

6巻の表紙も個人的には大好きなんですが、このときからの関係性の変化がいいですね

このときは、姉弟子からつかまえにいって、あくまでも姉弟子が主体で振り回す

しかも、捕まえるのは手でも袖でもなくネクタイ

どっちかといえば、犬に首輪をつけたご主人様的な態度ですよね

それに対して、八一は振り回されながらもなんとかついていく…という感じです

 

でもね、今回の関係性は対等…もしくは八一が優位です

手を恋人つなぎにして並び立っていますしね

それに、おそらくですが、手をにぎったのは、きっと八一からだと思います

これで奨励会に行ったら、絶対に死ぬほどいじられるしそれも幸せそうだんだろうなあ

 

供御飯万智さんあたりがイラつきながらいじることうけあいだと思います

そんな展開もあるのかな、非常に楽しみ

 

りゅうおうのおしごと!(最新刊)12巻 感想・ネタバレあり

天衣の奇襲が見事にりゅうおうへと炸裂! 見事な策略でした!!

りゅうおうのおしごと! 9 (GA文庫)

来た来た、ついに来ましたよ

お嬢様が本気で戦いの舞台に立つことを決意してくれました!

いやあ、やってくれるね、魅せてくれるね、これは素晴らしい

まさにエクセレントな一連の流れでした

 

個人的に一番気に入っているのは、天衣がきちんとおうかがいを立てていること

抽象的とはいえ、きちんと言質を取っているんですよ

自分の気持ちを優先させるだけじゃない

自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先させ、相手に本当にこんなことしていいの?と聞き、それでOKが出されたから手を伸ばす

きちんと順を追っているなんて、まあ、いじらしいじゃないですか

 

というか、がけっぷちで自分の感情を抑え込んでいる天衣の背中をね

そっと九頭竜先生が押してあげるというミラクルプレイが良かったですね

 

というかね、好きな場所をあげていったらキリがないんですけどね…

天衣と話しているときの九頭竜先生の態度がいいんですよ

だってさ、あいはもちろん、他の小学生たちとも違う態度なんですよね

 

言葉選びの仕方が、また違うというか…

子供を相手にというよりも弟子を相手に、指導というよりも対等に接している

それがはっきりと分かるかけあいなのが、またいい

 

お前さんにしては弱気だね

こんなセリフ、他のJSたちには絶対にいいませんからね

もっと気を使っているし、そういう発言は徹底的に控えている

それを言っても許される関係、もっと言えば、九頭竜八一がそんなことを言っても天衣が受け止めてくれるだろうことが分かっているというこの信頼関係がたまりません

 

そこから始まる、抽象的な相談も良かったですね

九頭竜先生の視点で語られているとおり、八一は八一でエールを送ってもらったと思ってやる気になってるんですよね

その実、もっともっとすごいやる気を弟子に注入し続けてるわけですけど

 

遠慮なんかいらない、持ち味だとまで言われたら、そりゃあ、嬉しいし引き下がれないですよね

姉弟子が見ていたら、ため息交じりにキレ散らかすこと間違いなしなあの掛け合いからの奇襲は本当に最高でした

 

そのあとに恥ずかしくなってジタバタしてるところまで含めてもう完璧

きちんとヒロイン枠として生き残りが決定したのは本当におめでたいことです

それもこれも、一番弟子を取られて敗北への耐性がついたから…なのでしょうね

今回は、あいへの援護も含めて本当に頑張ったと思います

 

ここからが本当の勝負だ…

じっくりと泥くさく粘り強く、勝ちに向かってどんよくに行ってほしいですね

次の巻でも負けずに戦い続けてくれることを楽しみにしております

  

完全支援特化タイプとなっていたあいの扱いが本当に気になる

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

今回は意味深な態度をたくさん取りながらも、個人的な印象ではほぼ裏方だったと思います

あいの扱いは、家事万能で九頭竜家を幼いながらも支えるすごい子

そこまでは良かったのですが、そこから先がどうなるのか

今回で開花すると思ってましたが、今回も出番はそこからそれほど注目されずに…でした

 

姉弟子のリードに食い下がるという意味では…天衣はきちんと奇襲で唇を奪いました

それに対して、あいが行ったのは、朝チュンでした…という流れ

いい方法だとは思うんですよ、でもね…

天衣の奇襲以上のことはできてないだろうなぁ…とも思ってしまうんですよね

今回のような読者の想像にお任せしますだと、特にね

それに、意識があってドキドキさせられるのに対すると寝込みを襲うのは仕掛けとしてちょいとばかり弱い

あと一歩、攻めきれなかったのではないかと勝手に思ってます

 

今回は、桂香さんと観戦中に将棋の力としては覚醒

師匠とあいの合体技のように扱われましたが、恋の行方はどうなるのか…

そして、あいの位置づけを次回以降で本当にどうするのかが、すごい気になります

 

感想戦で供御飯万智さんの夢が聞けてよかった。表情が見たくなる反応でした

りゅうおうのおしごと! 8 (GA文庫)

巻末にある感想戦は、コミカルな部分があることも多いですが…

今回はまだシリアスなまま、巻末の補足という形で描かれていました

 

個人的に一番印象に残ったのは供御飯万智さんが夢を語るシーン

九頭竜八一の伝記を書くのが私の夢です

この一言に詰め込まれた、途方もない想いの強さがいい

何よりも、八一に対しての二ツ塚の言葉に対する反論がこれなのがいい

 

八一を悪し様に言われたけれども、淡々とこの言葉を返したって超格好いいのですよね

内心でどれだけ怒りを感じていたとしても、それを見せることはしない

仕事中であることを弁え、ただ、必要なコミュニケーションを交わす

ただ、供御飯万智さんの嫌いな人リストには間違いなく入っただろうなーと思わせるこのやりとりがいい

 

一瞬だけ目が鋭くなって…それでも、周りの人から見たら真剣みが増したようにしか見えないとかなのかなーとか

いろいろ思っては熱くなってしまいます

 

そして、『供御飯万智さんが書き連ねる九頭竜八一の伝記』ですよ

これはもう、実質、大長編のラブレターと考えて相違ない感じかと思います

天衣の行動も考えたら、供御飯万智さんが動くのも普通にありえるでしょうからね

これから先も、その夢を叶えるために邁進していっていただきたいものです

 

鏡洲さんの扱いを見て才能ってなんだろう…と深く考えてしまった

もう引き返せないところまで自分という資源(リソース)を突っ込む

ただ、ひたすらに、それが好きだからと時間を情熱の全てを捧げて、それでも、絶対に報われる保証なんてない

それが、この作品では何度も取り上げられていました

 

努力と才能を掛け算した結果が、実力だと思っています

だからこそ、才能というものを軽視はできないし、努力なしであれば才能も恐くない

ただ、誰もが十全に努力をした場合には、才能というものは壁として立ちはだかるのだ…と実感しながら読ませていただきました

 

本当に、何かしらに打ち込んだことがある人間なら響くと思います

特に、思ったように結果を出せていない人なら余計に…ね

 

どうして、どうして俺は勝てないのだ? と悩みに悩む日々

その後ろで、ここまで一心不乱に打ち込めたのかな…と自分に問いかけてしまう

そんなところまで、自分に照らし合わせて考えさせられてしまう巻でした

 

才能の数値化、可視化

それができたら不幸になる人間を減らせるのではないか…というのは、たしかにそうだと思います

でも、それができない

だからこそ、人生というものに誰もが悪戦苦闘しているのでしょうね

 

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。

報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

 

羽生善治さんの名言

今回のお話とは別の話となりますが、羽生さんの名言は個人的に本当に響くなと思ってます

確実に報われるか分からない中で力を発揮することができる

それこそが、求められる本当の力なのだろうなと思います

 

鏡洲さんの話を『今の自分』に重ねて考える人も多いかと思います

だからこそ、この先にどんな扱いになるのかは楽しみです

桂香さんとはまた違った扱いになると思うので、スポットライトがどう照らし出すのかを楽しみにしたいと思います

 

前回に引き続き、見事なまでに完全な姉弟子回でした!

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11巻でも圧倒的な力を見せつけてくれた姉弟子

それが、今回もまったく衰えることなく、力を発揮してくれました

まあ、普通に発売するだけじゃ足りなくて、姉弟子の小冊子が出てるくらいですからね

 

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そんな姉弟子ですがね、今回もめっちゃ可愛かったです

元々、八一の攻勢があってこそ映える子ですからね

リアクションの良さに定評があるってことは、その絡みが増えれば魅力も倍々で増えていくわけですよ

 

  • どこまでが『姉弟子』でどこからが『銀子ちゃん』なのかを言い争ってみたり
  • 桂香さんに愚痴と称して惚気てみたり
  • あいとバチバチにやりあったあとに姉弟子として振る舞ってみたり

 

いやいや、中々に破壊力高いですよねえ、本当に

個人的には、自分が馬鹿やってるところを人に見られて恥ずかしすぎて死にたくなっている姉弟子が一番いいと思います

やっぱりね、自覚のある恥じらいっていいと思うんですよね

 

今回は、艱難辛苦を乗り越えて八一と結ばれることなってくれました

きちんと主人公とヒロインが結ばれてくれる作品はわりと少ない(結ばれる=エンディング)なことも多いので、これは嬉しい

何が嬉しいってね

キャラとの関係性が変わった状態で物語が続くのが最高に嬉しいんですよ

俺が見たいのは、告白のその先の関係だから

 

今後も激化する争いをぜひとも楽しませていただきたいものです

 

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