id=”りゅうおうのおしごと9巻-あらすじ感想ネタバレあり-発売日201889″>りゅうおうのおしごと!9巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2018/8/9
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
2018/11/24 りゅうおうのおしごと!10巻 (最新刊)へのリンクを追加
2018/08/16 ネタバレありの感想を追記しました!
2018/07/15 あらすじ&表紙情報更新&発売日を8/15→8/9に訂正
百花繚乱! 咲き乱れる花のごとく華麗な姿を見せてくれた8巻の次!
りゅうおうのおしごと! 9巻の発売日が公開されました!
アニメでも大人気でファンを多く獲得したりゅうおうのおしごと!
その9巻を読了したので感想をあげていきます
にしても…しらびさんの絵は、いつも本当に素敵!
真剣さと可愛らしさの見事な融合、そして、小さな手がなんともいいですよね
背中を守るとも、見守るとも取れるこの構図も素晴らしい
ドラマCD特装版も同時に発売されます!
小学生のかしましトークが聞きたい方はお見逃しなく!
- りゅうおうのおしごと!9巻 あらすじ・感想・ネタバレあり 発売日2018/8/9
- りゅうおうのおしごと!9巻 あらすじ紹介&購入前雑談
- りゅうおうのおしごと!9巻 感想・ネタバレあり
- りゅうおうのおしごと! 別の巻の感想
りゅうおうのおしごと!9巻 あらすじ紹介&購入前雑談
夜叉神天衣。
わずか十歳にしてタイトル挑戦を決めたシンデレラは、両親の墓の前で誓いを立てていた。
「お父さま、お母さま。必ず女王のタイトルを手に入れます……私たちの夢を」
しかし彼女の前に立ちはだかるのは、史上最強の女性棋士にして師匠の姉弟子――空銀子。
二人が争うのは女王のタイトルだけなのか、それとも……?
《浪速の白雪姫》と《神戸のシンデレラ》が遂に激突!
アニメ化も果たしますます過熱する盤上のお伽話、家族の絆と感動の第9巻!
シンデレラの頬を伝う一筋の涙を、若き竜王の飛車が拭い去る――!!
天衣お嬢様が主役の回! ようやく来てくれたか…今から超楽しみですよ!
あいと姉弟子と並んでもう一人のヒロイン枠ですからね
ツンデレとして頭一つ抜けた天衣の本領発揮が見れそうです
ただツンとするだけじゃない、その一味違う感が本当にいいんです
この子は、頭がいいし、盤面だけじゃなく周囲や人まで本当に良く見ている
そして、それにあわせた動きができる、本当にいい子だと思う
ああ、この子には本当に幸せになってほしいなぁ
過去にも、感想でいくつか書かせてもらったとおり、天衣の見せ場はたくさんありました
その積み重ねが今回の巻で爆発することになると思うと、もう今から楽しみです
あらすじからして、鳥肌が止まらない流れは確定のようですしね
天衣 VS 姉弟子
うん、いろんな意味で因縁の戦いになりそうですね
絶対に負けられない者同士の戦い
どんな経緯があって、どんな結末を迎えるのか、すごく楽しみです
1巻のあいと9巻の天衣は対比になっているという話を聞いたので並べてみました
いやあ、いいですね、この対比、ほんと素晴らしい
伏線は基本的に大好きなんですが、こういうイラストの対比とかも最高ですよね
あいが可愛くポーズを取っているのに対して、天衣はあくまでも将棋指しとして取り上げられています
座り方にも微妙な違いがあるあたりが、各キャラの個性をあらわしてますねえ
そして、個人的な一押しポイントは八一の表情
この変化が、時間の流れと成長を一番感じさせます
1巻のときには、小学生を弟子に取ることに対して明らかに戸惑っている
本当に大丈夫なのかという困惑や不安がにじみ出ている感じです
いきなり弟子がおしかけてきたわけですから、困っているという表情でもあります
でも、9巻の八一は優しげに見守るように微笑んでいる
弟子の成長を、活躍を、心から喜んでいるのが感じられるのが素晴らしい
それこそが、今までの時間をかけて積み上げてきた、弟子との距離感なんでしょうね
シンデレラの頬を伝う一筋の涙を、若き竜王の飛車が拭い去る――!!
この一文を実行するにふさわしい、主人公としてのいい笑顔だと思います
りゅうおうのおしごと!9巻 感想・ネタバレあり
供御飯さんが本当に可愛い、今回も最高でした
開幕からサクッと負けた状態で登場になった供御飯さん
でも、今回もちょいちょいと活躍の舞台がありました!
観戦記者としてのお仕事でお姉さんらしさを出すのも、もちろん素敵でしたが…
個人的には、八一とのデート&相談相手なところが素敵ですね
仕事だから手伝えといったのに超楽しそうにしてるのが見てとれる
男鹿さんといい、職権乱用で嬉しそうにしてる人みると楽しくなっちゃうんですよね
いやいや、仕事だし仕方ないよね、といいながら幸せそうにしててほしい
にしても、お姉さん属性でここまでひかれるとはなあ
一挙一動がもう可愛いんですよ、本当に
今回も最後の後書きまで、どこまでも魅せてくれました
うん、それにしてもね、セーラー服で胸に対してあの描写は想像がかきたてられますな
ロングでストレートで巨乳で甘やかしてくれるお姉さんですよ、うん
属性が盛られ過ぎてて数え役満できそう
今回は、なぜかあいを弟子に取るという魔法使いポジ(?)まで獲得
しかし、あいよりも八一を知っているという話が微笑ましいですね
観戦記者として八一を見てるときも、きっと、幸せなんだろうなぁ…
八一の観察日記とか書いてくれてそう
どんなことをした、こんな表情してた、ここがいい、みたいに書き連ねられた乙女の秘密
厳重に施錠されてしまいこまれているのは、供御飯さんの自室なのか、記憶の中なのか
本当に素敵なキャラです、今後も活躍してほしいですね
表紙のとおりに見事なまでの『天衣』回でした
今回は見どころが多すぎて、どこを感想に書いたものか迷う
一番好きなシーンを選ぶのにすら苦労してしまうほどに盛り上がった今回の巻
いくつか混ぜながら、思いつくままに書いていこうかと思います
一か所目は、
八一が天衣のご両親の墓参りをしているのを影で見ているところです
面と向かってではないからこそ、告げられる言葉がある
でも、それが届くべき相手は、面と向かって言えないその人なんだ
そんな矛盾を解消してくれる「複数視点・立ち聞き」シチュエーションは、個人的に大好物です
(自分で作った者でもそのシチュエーションを何回か入れるぐらい好きです)
で、そんな立ち聞きマニア(印象悪いな)的には、今回の巻は最高でした
どんぞこまで落ちたからこそ、あの八一の言葉と行動が響く
そして、響いたからこそ、より想いを寄せられるのですよね
嘘偽りを伝える必要がない場所だからこそ、あの言葉の裏を読まずに聞くことができる
そして、真っ直ぐな想いだからこそ、相手にも深く届く
個人的に、そのシチュエーションが本当に好きです
何より、自分が大切にしているものを大切にしてくれるってすごい嬉しいと思うんですよね
そこに敬意を払ってくれる姿というのは、本当に嬉しいものなのだと思います
思わず、あの天衣がお礼を言ってしまうぐらいには
最後のあたりの天衣の成長も見ていて微笑ましかったですね
過去と決別するのではなく、大切に受け入れる
過去に囚われるのではなく、今を生きる
あの年で…というと失礼になるかもしれませんが、それが出来るようになるというのは、本当にすごいことだと思います
二か所目は、
姉弟子との対戦中に、八一にもらった戦術を誇らしげに語るところです
八一の戦いなのだから、まず間違いなく姉弟子はその対局を見ていたはず
そして、八一が告げた「誰かのために指した」という言葉まで聞いているはず
自分ではない誰かのために八一が将棋を指した
それだけでも、姉弟子にとっては一大事だというのに…
その姉弟子に向けて、これは、私がもらったものなの…と見せびらかす
きっと、誕生日やクリスマスなどのイベントのときにもらえるプレゼントよりもそれは輝いていて、特別で
だから、それをもらった天衣の嬉しさと姉弟子の悔しさが見えるようです
八一に力をもらって勝ち誇り、幸せ絶頂な天衣
内心で八一を罵倒していることが想像できる姉弟子
その二人のやりとりが、ものすごく印象に残りました
本当に、あのときの天衣はいい笑顔をしてただろうなぁ…
そして、結婚式場に相応しく(?)ドレスにお色直しをして大胆不敵に笑う
それこそが、天衣らしさだと思うのです
『癖になってんだ、小説を読み終わってから表紙を見るのが』
なんて、思わず自分語りをしてしまいたくなるんですが、今回は表紙の下にある中表紙が本当に素敵なんです
表紙の天衣&八一の表情と比べてみると、本当にじんわりと胸の奥に広がるものがあるんです
ああ、この二人の関係性はこうだよな…と思うのです
今回のラストで、姉弟子、あい、供御飯さん、(シャルちゃん?)に宣戦布告をかました天衣
今まで以上に距離感に戸惑うところがあると思いますが…
一手ずつ、着実に師匠である八一へと寄せてほしいですね
(詰めてほしい…になると本当に八一が『必死』になりそう)
冒頭からラストまでの流れに震える、今回は姉弟子回でした
冒頭の絵本のくだりは、天衣の話かな…と思って読んでました
でも、まさかのラストで姉弟子の心情吐露だったことが発覚
いやあ、桂香さんも言っていたけれど、あの空気の中で戦うって本当に辛い
全ての相手が敵になって、その相手に対して全戦全勝して
それでも、想い人である八一のいる場所はまだまだ遠くて
だから、何もかもを切り捨ててでも一途に追いかける姉弟子の姿が響きますね
前回の巻でも、ひたすら八一のことだけを考えている姉弟子
ああもう不器用だなぁ…とやきもきしてるところもありましたが、今回はさらにそれが加速する流れだったかと思います
まず間違いなく『二人のために』マンションを買って
しかも、八一をクッションにして、二人で大好きな将棋をして
夢のような一時だったのに、八一の気遣いで全てが終わって…
ああ、頼むから闇落ちしないでほしいなぁ…
そう想いながら戦局を見守ることぐらいしかできませんが…
本当に、姉弟子には幸せになってほしい
少なくとも、そのままの姉弟子でいてほしい
ただ、楽しさだけでなく厳しさも描くこの作品
果たして、姉弟子の行く末がどうなるのか
楽しみに見守らせてもらおうと思います
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コメント
>>わずか十歳にしてタイトル挑戦を決めたシンデレラ
さらっと供御飯さん負けてる・・・
NONAMEさん
コメントありがとうございます
返信遅くてすみません!
本編でもさらっと負けてましたね
でも、出番はありましたし今後リベンジしてくれると思うのでそこにも期待したいです
姉弟子が購入したマンションが801号室、弟子と姉弟子の対局が終わるまでは合わない方がと言われて、対局スケジュールを極限まで前倒しにする。
なぜ気付かない?一手詰めだろ、竜王?
ななしさん
コメントありがとうございますっ!
反応遅れてすみません
一手詰めだからこそ、それを解くために竜王が盤面に向き合うまでを楽しむところから始まるのかもしれません
そして、それよりも将棋を優先するからこそ、姉弟子が惚れたんじゃないかなとも思います
まあ、やきもきするのには超同意なので、姉弟子のメッセージを共に楽しみましょう