ダンまち(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)劇場版・映画 オリオンの矢 あらすじ・感想・ネタバレあり
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
2019/02/17 ネタバレ感想を追記しました
2018年12月14日に発売したダンまち14巻の帯にもついていた情報ですが…
ついに、ダンまちの映画の公開日が2019年2月15日に決定いたしましたっ!
いやあ、非常に楽しみですね
ダンまちのアニメも面白かったですし、それに加えて、完全オリジナルストーリーですからね
時系列的に、どのあたりの物語になるのかも含めて非常に楽しみですっ!
劇場版ダンまち 映画オリオンの矢 2019/2/15放映開始あらすじ紹介&放映前雑談
神時代(しんじだい)以前より受け継がれている【神月祭】に沸き立つ
迷宮都市(オラリオ)――
【リトル・ルーキー】として都市を賑わせた冒険者ベル・クラネルと、
彼の主神ヘスティアも、その喧噪の只中に身を置いていた。
夜の闇を照らし出す、色とりどりの屋台や催し、
都市全体を淡く包み込む月光。
都市の喧噪の遥か上空で、月は静かに佇み、ただ待っている。
英雄の誕生を、そして新たな冒険譚の始まりを――
登場キャラクター
ヘスティア:CV水瀬いのり
ベル・クラネル:CV松岡禎丞
リリルカ・アーデ:CV内田真礼
ヴェルフ・クロッゾ:CV細谷佳正
リュー・リオン:CV早見沙織
ヘルメス:CV斉藤壮馬
アルテミス:CV坂本真綾
(公式サイトのストーリー、キャラクターより引用)
【リトル・ルーキー】という名前&都市を賑わせた冒険者ベル・クラネルという表現
ウィーネ編の前あたりになりそうですね
(冷静に考えたらアニメの二期を考えると一期のあとで登場したキャラは出すわけにはいきませんね)
アニメ1期の直後と考えるのが一番自然な流れかもしれません
しかし、大森藤ノ先生の書き下ろし完全オリジナルストーリーって…
完全オリジナルですか、そうですか…
ほんと、本編と外伝と外伝の外伝とドラマCDと映画と…指を折って数えていくと自分の指が足りなくなるほどのボリュームですよね
14巻も超分厚いものでしたし、ほんとすごいな
いやあ、他の感想記事でもちょいちょい書いてますが、本当に過労にはお気をつけいただきたい
いつまでも元気で、面白い物語を書いていただけることを心から願っております
と、映画の内容にちょっと触れておきます
今回のオリジナルということで、ヒロインはアルテミス「CV坂本真綾さん」
うん、もうこれだけでテンションあがってきますね
ヘスティアと同じく三大処女神の一柱とのこと
同じ神同士で中がよいのか、悪いのか、そのあたりも気になりますね
そして、色恋沙汰には厳粛で厳格だとか…
うーん、お堅い女の子が惚れて落ちるところとか最高ですよね
はてさて、そんな展開になるのか、よりシリアスになるのか
熱い展開はダンまちのお家芸みたいなものですし、約束されている感じになりそうです
今回もヘスティア・ファミリアの頑張りに期待したいところですね
そして、もう一つ気になるところ
リューさんがキャラ紹介にいてヴァレン某さんが書かれていないんですよね
実際、出てこないってことはないでしょうが…
登場の扱い的にはリューさんのほうが上になりそうですね、キャーリューサーン
熾烈な出番争いになりそうですが、劇場版、楽しみに待たせてもらおうと思います
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上のはリンクの得点は2019年カレンダーになります!
そのほか特典情報は以下のとおり
アニメイト・ゲーマーズ:限定描き下ろしイラスト使用 A3クリアポスター
劇場前売件(ムビチケカード)第1弾:A3両面ポスター
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公式サイトの前売り・入場特典も一度チェックをおすすめしますっ!
2019/02/17 感想追記開始
劇場版ダンまち 映画オリオンの矢 感想・ネタバレあり
作品の設定上、かなり縛りが多い中で綺麗にまとめたものだと思います
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?
という名前が、そもそもこの作品のタイトルになっておりますが…
ダンジョンに入る時点で、ほぼほぼ神様たちは、おいてけぼり確定なんですよね
実際、前回もヘスティアがダンジョン内で神の力を発動したおかげで大変なことになりましたし
そもそも、神はダンジョンに入らないというお約束があるからそこは除外
そうしていくと、今回のように外の世界をめぐることになり、そうなると必然、戦力も分散されてしまうんですよね
また、この作品の時系列は、アニメ1期の後にそのまま見ても違和感がないように配慮されていたのだと思います
(ベルのレベルも2ということでしたし、間違いないと思います)
なので、2期でヘスティア・ファミリアに加入や活躍予定のメンバーは今回は描けません
(まあでも、そんな中でちらりと出てきた春姫などは、原作ファンには嬉しい配慮でしたね)
なので、そういうところを加味して考えると、クエストを受けてオラリオから出発
冒険を終えて戻ってくるという流れは劇場版として最適だったと思います
ダンジョンではありませんでしたが、しっかり冒険してましたしね
いろいろ、楽しかったところや見どころもたくさんありました
なので、一つ一つ、思い出しながら書き連ねていこうと思います
映画の愛され一位はヘスティア様、紐の躍動感がすごいしポジションもよかった
『わたしは紐になりたい』という名言(迷言?)を誕生させたヘスティア様
今回もそのロリ巨乳っぷりが思いっきり強調されておりました
うん、隙あらば揺れてますからね
今回は、劇場版ということでなのか、旅装で装いも新たになっていました
お洋服の新デザインの中でも、やっぱりトレードマークの紐は健在でしたね
ヘスティアは天真爛漫という言葉がよく似合う
それほどに、細やかに描かれた仕草のひとつひとつからは、並々ならぬ愛を感じました
いや、大変だっただろうなぁ…と思うけど、どこのヘスティアも見事に可愛かった
アニメ1期の頃や原作でもそうですが、ヘスティアは嫉妬してる顔も可愛いんですよね
特に、リリとベルについてじゃれあってるところは大好きです
いいぞ、もっとやれっ! 的な感じになるんですよね
そして、今回はアルテミスを相手にもたくさん嫉妬をしてくれました
うん、あれこそまさにベルへ向ける愛の証ですね
そんな、見せ場の多かったヘスティア様
個人的に一番気に入っているシーンは、アルテミスと一緒に寝てるシーン
女子会的な空気もいいし、パジャマ姿もセクシーで可愛い
なにより、二人の関係を表すような気安さや本音も垣間見えるところがよかったです
今回は、コミカルに話を進めたり盛り上げたりもしてくれましたが、しっかりとシリアスなヒロインもしてくれました
最後に傷ついたベルを奮い立たせたところ、エンドでの立ち位置などは本当に正妻の貫禄が満点でした
今後も、ダンジョンに行く際にはお留守番が多くなりますが、ぜひとも、活躍してほしいものですね
アルテミスの設定を見れば見るほど可哀相になっていく、本当にいい子でした
ボスであるアンタレスに取り込まれてその力を奪われてしまったアルテミス
最後の力を振り絞って、オリオンの矢(ベルが使った槍)を召喚
そして、そのときに生まれた残滓(ざんし)が意思を持って動き出す
それが、アルテミスという存在でした
というか、この設定をだんだんと知っていくなかで、かなりの衝撃受けましたよ
アンタレス(ボス)に取り込まれ、自分のファミリアを自分の手で壊滅って…
本当にえげつない展開ですね
自分が一番大切にしている我が子を自分の力で殺(あや)める
それは、正しく生き地獄と表現するのに相応しい所業ですよね
考え得る中でも、本人にとっては最大級の苦行だと思いますよ
まったく同じことを考えるなら…
ヘスティアがベルたちを、ロキがフィンやリヴェリアに手をかけるようなものですから
そのあまりにも精神に負荷の掛かる状態を考えると、彼女があの場所に近づくたびに辛そうにしていたのが本当に可哀相で…
あのままにしておきたくなかっただろうな、弔いたかっただろうな…といろいろ考えてしまいました
前のアルテミスと違う!? と、ちょいちょいヘスティア様からツッコミがありましたが…
きっと、ヘスティアと同じようにアルテミスもファミリアのメンバーたちと関わることで変わっていったのでしょうね
(実は変わっていなかったけど、自分のファミリアのメンバーたちの恋愛する姿をうらやんだアルテミスの深層意識…とかいう展開も素敵です)
そうやって、いろいろ知った後に思い出してみると…
彼女はどんな気持ちでベルと踊ったのでしょうね
叶わぬ恋と知りながら、自分は消えゆく運命だと知りながら…
それでも、あのひと時が幸せであったならいいな…と、心から思います
死の直前にベルと契りを交わしていましたが…
『私も、こんな恋をしてみたい…』
それが叶う日が、いつの日か来てくれたらいいなと思います
本当にいい子だった
だから、非業の最期を遂げたのは本当に悲しいけれど、彼女が救われてよかったと思います
坂本真綾さんの演技も素敵でした
リリルカ・アーデ、今回も安定の可愛さで最高でした
ベルに救われて以来、ベルへ寄せる絶対の信頼は、本当に見ていて心地いいんですよね
それでいて、本人は素直に一緒にいたいと口にできる子
本当に、いい子だなぁ…と思います
お祭りに一緒に行きたいと言い出したあたりは、本当にほのぼのでした
そして、肝心のお祭りですが…
祭りも民族的な音楽や空気ですごいよかったんですが…
何よりもリリの服に気を取られっぱなしでしたよ
あちこち小さいとロリっ子扱いされていますけどね…
そりゃヘスティア様にはサイズで負けるかもしれませんが、リリも十分にすごいと思うんです
普段のリリは、ローブをかぶっているから、どうしてもそのあたりが見えない
だからね、脱いだらすごいんです、という単語はリリルカ・アーデのためにあると言っても過言ではないと思うんですよ
それくらいに、お祭りのときの服装は素敵でした
ローブ標準装備なのでローブなしはなかなかレアだけど、だからこそ、オフで油断して
る感があって好きなんですよね
まあ、お祭りのときの服装のすごさは、アイズさんも負けちゃいませんでしたね
あの服は身体のラインめっちゃ出てますからね
アマゾネスよりも露出の量はたしかに少ないかもしれない
でもね、目のやり場に困るのはアイズさんの服の方じゃないかと思うんですよね
いやいや、本当に綺麗どころのセクシーな部分も多かったと思います
はい、本題に戻して…
今回もところどころで不平や不満を相手にきちんとぶつけて(ベルが言わないだろうから代わりに泥をかぶって)頑張ってました
そしてね、ちゃんと財政面も気にしているあたりも、しっかりものですよね
戦闘では本当にサポーターとしてのサポート役でしたが、ヴェルフともいいコンビだし、見ていて楽しかったです
今後も、ぜひベルを支えるサポートを続けていってほしいですね
タンク役としてヴェルフ、安心のイケメン設定でした
いいお兄ちゃんとして愛されているヴェルフ
今回もベルの頼れる相棒として参戦してくれました
鍛冶職人ですが、今回は魔剣要員というほうが正確かもしれませんね
本当に、武器を作れて武器での戦闘もできるってポジションはすごいと思います
最初のところで、ベルとリリと三人でパーティを組んでるときの、だんたん手馴れてきたという信頼を寄せ合ってる雰囲気がすごい好きです
ヴェルフも仲間や人付き合いには苦労しただろうから、だからこそ、ああいう風に全面的な信頼を見せているシーンを見ると安心するんですよね
一番の見せ場は、やっぱり一番最後の決戦の部分ですね
個人的に、魔剣をふるうのではなく魔剣を盾のように扱う…という展開が好きでした
あれって、自分の作った武器に絶対の自信があるからこそできることですよね
今回は、覗きに参戦して怒られる、なんてはしゃいだ姿も見られましたが…
ヘファイストス様には見せられない姿だな…と思ってニヤニヤしてしまいました
不冷になる前のヴェルフ、これからも成長していってほしいですね
エイナさん、シルさんはお留守番でした
今回の舞台は、迷宮都市オラリオの外でのお話
そうなると、やっぱりオラリオにいる非戦闘要員なシルさんとエイナさんの出番は少なくなってしまいますよね
シルさんは、ほぼほぼオープニングのときぐらい
エイナさんは、弟を心配するお姉さん役+ギルド職員として頑張ってました
エイナさん、お祭りの準備をしてたから、夜にお祭りで合流あるかなと思いましたが…
残念ながら本編には絡まずに蚊帳の外でした
でもね、できるお留守番はここが違う
きちんとベルくんのピンチをお気に入りのカップで検知してますからね
しかも、相手が興奮していても全く問題なくクールに対応してます
さすがは、できる女枠ですね
お留守番ヒロインとしては百点満点の対応だと思います
ぜひ、エイナさんとシルさんの二人がかりで、ベルくんに今回のクエスト報告を聞かせてもらって、傷心の弟分をお姉さんとして優しく包んであげてほしいものです
ロキ・ファミリアはアイズ、レフィーヤ、その他ぐらいのまとまり具合でした
あ、今回の劇場版には、レフィーヤがしっかり登場なんだ!?
と出てきたときにびっくりしました
ダンまちの本編に出てくる日も近いのかな?
(むしろアニメ二期には出てくる布石なのかな?)
2019/02/18訂正
勘違いしておりました!
レフィーヤが出ていないのは、ライトノベルのほうですね
アニメのほうには普通に出ていましたね、すっかり混同してました
というわけで、レフィーヤは相変わらずアイズの隣ポジションです
まあ、アイズと並ばせるならばいいコンビですし、テンション高いから話も進めやすいですからね
(ティオナ、ティオネになるかなーと思ってたけれども)
そして、今回の事件と連動して暴走するモンスターを止めるロキ・ファミリア
フィンの指揮の元にみんな仲良くな感じで対応してました
やっぱ上級者だらけなチームの連携は、安定感がありますね
アスフィのもうやだが最高に可愛かった
苦労人可愛いと評判のアスフィさん
原作でもそういう扱いになってましたが、すっかり、そのポジションが定着してしまってますね
今回も、モンスターがたくさんいる場所に置いていかれてますからね
報告、連絡、相談は、ほんとに大事だから、ヘルメス様はぜひ配慮してあげてほしい
なんにも知らなくて、どんなに探してもいなくて…
絶望(&大声出せないから小声で絶叫)するアスフィの姿が目に浮かぶようです
まあでも、あれって、ヘルメス様も分かってやってますよね
むしろ、アスフィの困った顔も怒った顔も可愛いですからね
可愛すぎてついやり過ぎちゃうってパターンですよね、間違いなく
今回もきちんとレギュラー枠として、ボス戦にも参戦してるアスフィさん
今後も、もういや、もうやめて、といいながら、巻き込まれて苦悩していってほしいですね
ちなみに、アスフィのファンならダンまち13巻ドラマCD特装版は最高におすすめです
アスフィの苦労人具合から疲れてキャラ崩壊するところまで、ばっちり楽しめます
お風呂シーンもばっちりあった、サービスサービス
まあ、少年向けのラノベの映画だからね
青少年には嬉しいサービスですね
というわけで、定番のお風呂シーン(水浴びシーン)
アニメの第一期でも、18階層の安全地帯を舞台にやってましたよね
あのときと同じく、先導(扇動?)するのはヘルメス様
リリとヘルメス・ファミリアの面々のあられもない姿を妄想の中で見せてくれました
実際、ヘルメス様はそういうの見たいんですかね
言動の端々からは、覗きよりも覗いたときのリアクションを楽しみたいという態度が見
られるんですけどね
まあ、そんなことは置いといて!
バスタオルで身体を隠しながら覗き男を撃退とは、これまたセクシーですね
その隠し方、個人的に大好きです、ありがとうございました!
しっかし、こうしてみると、冒険者は本当に鍛え上げた素敵な肉体してますよね
リューさんはラノベの挿絵でも描かれてましたが、本当にお綺麗で…
アルテミスも今回はばっちり取り上げられていましたね
ベルの咆哮はいつ聞いても胸に響く、今回もすごかったです
いろいろ考えましたが、ラストは主人公の活躍でしめたいと思います
アニメの声を聴いて以来、原作を読んでの脳内再生が捗るようになったベル・クラネル
英雄にあこがれる、どこまでも女の子に優しい(甘い?)少年
まわりのお姉さんたちが放っておけないと思ってしまうような、ちょっと頼りない少年
いろんな評価があると思いますが、やるときはやる男
そして、そのときの熱量がすごい男だと思ってます
今回はアルテミスを救うために、オリオンの矢(槍)でアルテミスごと攻撃しなければならない
救うためではなく、本人にとっては殺すための戦い
全体の物語としては、きちんとアルテミスは救われています
でもね、ベルにとってはそうじゃない
あんな結末は納得できない
そうして、心の奥底から叫んだ悲痛な叫びがね、胸の奥にずしんと響くんですよ
劇場であの絵を見ながらあの声が聞けた
それだけで、劇場に行って楽しんだかいがあったものだと思います
自分の中にぞくりと鳥肌が立つほどに響くあの声
あれこそ、ベル・クラネルの熱き咆哮なのだな…と思います
少年は己の弱さを認め、悔いて、強くなるためにまた歩き出す
そして、歩き出すことを決める前にあれだけ泣けるのも、またこの子の優しさなのだと思います
色んな人に助けられながら、これからも、一歩ずつ強くなっていってほしいですね
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