ガンダム THE ORIGIN 2話 哀しみのアルテイシア あらすじ・感想・ネタバレあり
読者のみなさま、ごきげんよー
同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです
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というわけで、親友に誘ってもらって見てきましたのでその感想になります!
ネタバレもありますので、続きを読む場合にはご注意ください!
- ガンダム THE ORIGIN 2話 哀しみのアルテイシア あらすじ・感想・ネタバレあり
- THE ORIGIN 2話 哀しみのアルテイシア あらすじ
- 哀しみのアルテイシア キャスト
- THE ORIGIN 2話 哀しみのアルテイシア 感想・ネタバレあり
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THE ORIGIN 2話 哀しみのアルテイシア あらすじ
宇宙世紀0071年。サイド3、ムンゾ自治共和国を脱出して3年。
ジオン・ズム・ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアの兄妹は、
ジンバ・ラルと共に地球に逃れ、テアボロ・マス家に身を寄せており、
エドワウとセイラという名で平穏に暮らしていた。
だが、彼らを追うザビ家の魔の手が、再び迫りつつあるのであった…。
そのころ、サイド3はジオン自治共和国と国名を変え、
ザビ家が実権を掌握し、支配体制を固めつつある一方、
地球連邦軍に対抗するための新兵器、モビルワーカーの開発に着手していた。
哀しみのアルテイシア キャスト
- エドワウ・マス 池田 秀一
- セイラ・マス 潘 めぐみ
- デギン・ソド・ザビ 浦山 迅
- ギレン・ザビ 銀河 万丈
- ドズル・ザビ 三宅 健太
- キシリア・ザビ 渡辺 明乃
- ランバ・ラル 喜山 茂雄
- クラウレ・ハモン 沢城 みゆき
- ジンバ・ラル 茶風林
- アストライア・トア・ダイクン 恒松 あゆみ
- ガイア 一条 和矢
- オルテガ 松田 健一郎
- マッシュ 土屋 トシヒデ
- ミライ・ヤシマ 藤村 歩
- アムロ・レイ 古谷 徹
- シャア・アズナブル 関 俊彦
- ナレーション 大塚 明夫
一番に注目すべきは、エドワウ・マスとシャア・アズナブルの存在ですね
エドワウ・マスとセイラ・マスが一番上に書いてあります
それに対して、ほとんど一番下に書いてある、シャア・アズナブルの存在
シャア・アズナブルは、別に存在していた人間だった!?
そこが、今回の一番の見どころでした
それと、今回は、ガイア・オルテガ・マッシュの黒い三連星が登場ですよ
登場シーンこそ少ないものの覚えている読者が多いことでは有名なあの三人!
今回も強いインパクトを残してくれました
それと、わずかですが、ミライさんが登場
そして、アムロ・レイとその父テム・レイも登場します
THE ORIGIN 2話 哀しみのアルテイシア 感想・ネタバレあり
偉大な作品につながる「過去の物語」を作るという意味
初代ガンダム 放映:1979年 劇中:宇宙世紀0079年
今回の作品 放映:2015年 劇中:宇宙世紀0071年
これを見て分かるように、この作品は、36年も前に作り上げられた世界に繋がる話です
Zガンダム、ZZ、逆襲のシャアと続いてきた世界の過去を描いています
でも、というか、だからこそ、なんでしょうね
物語やキャラクターに、特有の深みを味わうことができました
どのキャラも、36年に生まれた時点でしっかりと生きていた
けれど、そこに至るまでの道というのは描かれていなかった
その、読者の想像で補っていた世界を丁寧に作り上げてくれた作品でした
「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」の裏を見る
たとえば、逆襲のシャアで名台詞として扱われているこの台詞
いまだに、どんな思いでシャアがこの言葉をアムロにつげたのか…
その解釈の余地や言葉の真意については、色んなところで議論されていると思います
…が
シャアにとって「母親」という存在が、いかに大きな存在だったのか
それは、この一言からでも読み取れると思います
では、なぜシャアにとって母親が特別なのか
どうして、ララァに母性を求めるようになったのか
それを今回のTHE ORIGINから読み取ろうと思うからこそ、物語の深みを楽しめるのだと思います
母のアストライア・トア・ダイクンを、何の救いもなく亡くしてから
周囲から恐れられ、攻撃性が増し、変貌を遂げていくシャア
その内側に、どれだけの想いがあり、何をしたいと思ったのか
そして、実際にどう行動したのか
それが初代ガンダムへと繋がり、逆襲のシャアまで紡がれるときに、物語の奥深さが、また増していくのだと思います
昔から知っている、あのキャラクターたちの過去という魅力
この焦点が、今回特にあてられているのは、
ランバ・ラルとクラウレ・ハモンの二人ですね
1話目、青い瞳のキャスバルからのつながりもありますが、
男気のある軍人が、葛藤しながらも前へ進む生き様は、見ていて熱くなるものがあります
そして、そんなランバ・ラルに強く惹かれるクラウレ・ハモン
どちらも互いを信頼し、相手を支えたいと想う
そんな関係の素晴らしさが描かれていたと思います
そして、個人的に大好きなギレン・ザビの姿も嬉しかったです
登場の時間はわずかですが、この時代に、もうギレン・ザビは完成していた
それが見られただけでも、もう満足なんです
威風堂々とした立ち居振る舞いも、あの素晴らしい声も、にじみ出るカリスマも、もう出来上がっていた
それが見れただけで、良かったです
あの演説ほど素晴らしいものは、他にない
俺は本当に、そう思ってます
声優さんのすごさがはっきりと分かる動画は本当に最高ですよね
銀河万丈さんの声は、まさにカリスマにあふれてました
新たなキャラクターとして登場した、シャア・アズナブルという存在
関 俊彦さんの爽やかなボイスで演じられる、シャア・アズナブル
その名前の大きさだけでも、重要な位置を占めるのは分ります
ジオンに士官したシャア・アズナブルと、その後を追うエドワウ・マス
そして、そこであのガルマ・ザビとも関わりを持つという話です
この後に、どこで運命が交錯するのか、今から楽しみですね
最後に
その世界に、作品をもう一つ付け足すというのは
夜空に輝く星を新たに浮かべるという行為だと思います
36年という長い時間をかけて、ガンダムという空に散りばめられた星たち
どれがいいとか、あれのほうがいいとか、そうやって比べるだけじゃなく
その世界の輝きが増した、ということをこれからも楽しんでいきたいですね
あわせて読みたい
続編の第三話の感想になります
ガルマ編とも呼べる第三話! シャアの恐さが詰まってました
復讐の鬼と化した男の行動、その裏側に垣間見える怒りがすごかったです
続編の第四話の感想になります
ついに出会ったシャアとララァの物語!
こうして始まったのか…としみじみしてしまいました
モビルスーツの戦いも熱かったです