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相殺する幸福と不幸の末路

同人ゲームシナリオライターの宣伝&オタ日記!


異世界居酒屋のぶ 漫画1巻 2巻 あらすじ・感想・ネタバレあり【小説家になろう・コミカライズ】

マンガ マンガ-異世界居酒屋「のぶ」

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異世界居酒屋「のぶ」のマンガは「小説家になろう」のおすすめコミカライズ作品 

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

 

異世界居酒屋「のぶ」(1)<異世界居酒屋「のぶ」> (角川コミックス・エース)

異世界居酒屋のぶ

これが、素敵なタイトルのつけ方か…と思わずうなってしまった作品

タイトルだけで物語のだいたいのイメージがつき、なおかつ誘われますね

極め付けが、生ビールを持ってる看板娘の後ろに見えるファンタジーな服のお歴々

 

異世界へと出店できるようになった居酒屋が、料理で周囲の人々を幸せにするマンガ

「トリアエズナマ」と「レーシュ」を美味しそうに飲む姿がもうたまらない

そんな、美味しそう…と、キャラ達の幸せな笑顔を楽しむ作品の感想です

 

 

あらすじ 

古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」。

異世界の住民達は、馴染みのない異国風の料理と

冷えた「トリアエズナマ」のあまりの美味さに

次々と虜になっていくのだが…!?

 

異世界グルメファンタジー開幕!

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください

OKな人は下へスクロールください

 

 

 

 

 

 

 

 

この面白さは外国の人たちが日本を喜んでくれるのに近い気がする

異世界の人たちが冷たい生ビールを手に取って、そのあまりのうまさに驚く

「美味いとかまずいとかそんなもんじゃない!!

 段違いすぎる…今まで飲んでいたエールは牛の小便だ!」

そうまでキャラに心酔させてしまう、「トリアエズナマ」の魅力よ…

あーもうホントに美味いよなー、この季節だから余計にそう感じるのかな

でも、このキャラ達の感動は、ウチ等の比ではないのです

 

何が違うのか?

それは、初体験であること、文化レベルの違いの二つだと思うのです

 

生まれて初めて…初体験ってのは本当にすごい

初めて、ってのはそれだけでもう、すごいことですよ

未知との遭遇というのは衝撃として本当に威力が違うと思います

そのうえで、今までの食生活を一転させてしまうほどの段違いな料理の味

これで、やられないわけがありません

 

誰しも、「こんなの知らないよ!? 見たことないよ!?」と

自分の常識をはるかに超えてくる料理たちに驚きます

その衝撃を味わい、幸せへと昇っていく姿が実に素晴らしい

ほんと、これだけ嬉しそうな顔をされたら、こっちまで嬉しくなるものです

 

文化の違い、環境の違い、カルチャーショックの落差

温度差や落差というのは、あればあるほど衝撃が大きい

そうやって考えると、中世ヨーロッパと現代日本の文化(環境)レベルは

本当に驚くほどに落差があると思います

 

電気、ガス、水道、ガスコンロなどの食にまつわる設備はもちろん、

異世界では食材にも限度があるし制約や制限があります

 

異世界ではエールしかない上に、作ったまま置いておくから温度管理も難しい

生の魚(刺身)なんて食べられる鮮度で用意できるわけがないし

鶏肉は卵を産まなくなった廃鶏ばかりしかいない

 

そんな人たちに、キンキンに持つところまで冷えた生のジョッキと

新鮮な刺身たち、鶏のから揚げからのチキン南蛮なんて出した日には…

その後を想像するだけでも楽しくなるってものです

 

ああ、いったいどんな顔で喜んでくれるだろう…

そう思うだけでテンションあがりますよね

 

今では当たり前として使っていてありがたみを感じるのを忘れている環境に

「なんだこれは!?」と驚いたうえでひたすらに喜んでくれる

その驚きの感情と喜びの感情が、見ていてとても楽しかったです

そうやって喜んでくれることが嬉しく誇らしいのですね

 

そして、いかに今の日本という環境がめぐまれているのかもちょっと実感しました

 

何が分からなくても美味いは伝わる

異世界ということで、登場してくるお客さんたちは本当に異人さんです

日本語は分からないし、看板もメニューも読むことができない

でも、美味しいは分かるし伝わるのです

美味いものは客が認め、客が引き寄せられるのです

 

剣で切り殺すわけでもなく、頭脳で言い負かすわけでもない

人を楽しませる俺TUEEEE(私は最強であります)的な展開がもう完璧にツボでした

 

誰かに勝ったり、誰かを打ちのめすのではなく

相手を喜ばせて自分も喜んで終わる物語…というのが素敵ですよね

 

キャラが本当にいい味だしている、男前な大将もいいし看板娘たちもいい

板前であり職人である大将が、本当にいい味出してます

ここ最近は、こういう出来上がった大人な主人公がそういないのですが

職人として、男として、よくできている人だと思います

 

でしゃばりすぎず、落ち着いていて、どこまでも物静かな職人

職人という人種が大好きな俺にとってはもう、最高でした

 

そのうえで、不器用な男をきちんとフォローする女主人兼看板娘のしのぶちゃん

小説家になろう側で読んでるときから好きだったので、

マンガのイラストでしのぶの天真爛漫な表情が見れたのは幸せでした

 

仕事ができ、愛想が良くて可愛げもあっておちゃめさん

マジね、本当にいい子だと思いますよ

 

そして、忘れちゃならないもう一人の看板娘!

異世界居酒屋「のぶ」(2)<異世界居酒屋「のぶ」> (角川コミックス・エース)

  

二巻でめでたく表紙に登場した、二人目の看板娘エーファちゃん

苦難を乗り越えて、ひと波乱あったうえで酒場の家族として迎え入れられた少女が

オムソバを前にしてる姿を見て、ああもう陥落しますね

この子はホント幸せになってほしいです 

 

そして、キャラたちが繰り広げる人情ドラマがあるのがいいですよね

どいつもみんな生き生きしているんですよ

 

ああ、料理漫画の本質ってのは、こうだった 

  • 困ってる人が笑顔になって帰っていく
  • 疲れた顔の人が、笑いながら帰路につく

居酒屋ってのは、酒場ってのは、そういうもんだよな

 

そうあるべきであってほしいという願いを見事に叶えてくれるそんな素敵空間

見ていてどっぷりとハマりました

 

ああ、行きたいな…

そう思える世界の構築やキャラの動かし方は、本当に見事でした

 

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1巻

 

 

2巻

 

さらっと読めて幸せになるマンガ! オススメです

短編で一つごとに話を区切っているのも読みやすさをさらに上げてくれて

とってもいい仕事してくれてます