相殺する幸福と不幸の末路

ファンタジーノベルゲーム「DAGGER 戦場の最前点」のシナリオ担当なBLACKGAMERのブログ。月間20万PV突破! レビュー依頼、広告依頼はblackgamer00@gmail.comまでお願いします。


自作ゲームのキャラメイク裏話と熱いツンデレ語り! セレノア・グレイス編

スポンサーリンク

DAGGERシリーズのヒロイン、キャラメイク裏話 セレノア・グレイス編

読者のみなさま、ごきげんよー

同人サークル The sense of sightのBLACKGAMERです

 

f:id:blackgamer:20170613203550j:plain

 

今日は、俺が手掛けた『泣きたくなるほど優しい』を届けるファンタジーノベルゲームのキャラメイクのお話です

同人活動のブログ記事、お題をアンケート! あなたの読みたいを教えてくださいで募集したところ、ありがたくも、とあさんからリクエストいただきました!

ホント感謝です、ありがとうございます

 

セレノアちゃん等のイメージの元となったキャラクターや物語とかあったらぜひ伺いたいです〜

リリース済のものは全てプレイ済みなので気になっちゃいます(*˘︶˘*)

 

というわけで、ウチの娘、魔族の王女セレノアのお話です

 

関連記事 立ち絵の工程もご紹介してます!

 

 

制作開始当時を思い返してみれば、大ツンデレ時代でした

一番最初にシナリオやキャラを考えていたときには、ぼんやりとツンデレ! という単語だけが浮かんでました

俺が本格的にゲームを作り始めたのが2003~2004年頃、その頃は、史上空前のツンデレブームだったのです

 

ちなみに、ツンデレの意味はこんな感じです(wikiより転載)

ツンデレは、特定の人間関係において敵対的な態度(ツンツン)と過度に好意的な態度(デレデレ)の二つの性質を持つ様子、又はそうした人物を指す。

 

世は大戦国時代ならぬ大ツンデレ時代

そう、あの頃は超強いツンデレの二巨塔がいたんですよ

 

ツンデレ界の麒麟児 ゼロの使い魔よりルイズ

ゼロの使い魔 (MF文庫J)

ゼロの使い魔 22巻 (最終巻)発売日2017/2/25 あらすじ紹介【ついに完結】

こちらにも書きましたが、ゼロ魔の1巻が2004/06/25に発売してました

ツンデレの代名詞にまで上り詰めた至高のキャラ

本編を読んだことがなくても、ああ、あのツンデレキャラでしょ…と言われるぐらいの認知度はあったと思います

 

発売当初にチェックしてたわけではありませんが、ネットやゲーム界隈でそういう空気を作った中の一人だと思います

 

ツンデレ界の風雲児 灼眼のシャナよりシャナ

灼眼のシャナ (電撃文庫)

「うるさいうるさいうるさい」の台詞でいまだに検索一位ですからね

どれだけ愛されているのか、分かろうというものです

こっちは2002年11月なので、ゼロ魔より、ちょっと前ですね

カリモフなメロンパンが好物なツンデレ少女といえばこの子ですよ、やっぱり

 

スポンサーリンク
 

ツンデレの解釈もいろいろあった

ツンデレという単語が広まるとともに、解釈や定義ですごいモメてた記憶があります

古参と新参的な対立風景だったなぁ…と思いながら、記憶が定かじゃないので、俺の主観とwikiの引用で書いておきますね

 

  1. 「初めはツンツンしている(敵対的)が、何かのきっかけでデレデレ(過度に好意的)状態に変化する」
  2. 「普段はツンと澄ました態度を取るが、ある条件下では特定の人物に対しデレデレといちゃつく」
  3. 「好意を持った人物に対し、デレッとした態度を取らないように自らを律し、ツンとした態度で天邪鬼として接する」

①と②と③の違い、お分かりいただけただろうか?

この味わいの差を言われる前から分かっていた人は、まさに、違いの分かる男、違いの分かる女として名を馳せていることでしょう

 

でも、せっかくなので、俺の思い入れも合わせて語らせてもらいますね

 

①きっかけデレ(助けてもらったなど)

個人的に、ツンデレと言えば①のきっかけからのデレこそが至高です

そして、デレる理由こそがメインディッシュであり、シナリオライターの一番の腕の見せ所だと思います

そう、デレた理由が心を許すに値するものだったときの、あのあなたに服従します的なデレっぷりが本当に好きなんですよ

 

今回の話の主役であるセレノア、後は、同じくウチの娘であるアイシスはこの類です

心を開く、心を許す、相手を受け入れる、どれもテンションがあがる素敵な響きですよね

 

関連記事 アイシスの立ち絵から完成まで

 

②条件デレ(二人っきりのときにデレるなど)

「二人っきり」など、特定条件化の場合にデレる奴です

いつもはクールなあの子が…ということですが、個人的にこれは、ツンデレというかギャップ萌えなんじゃないかなぁ…と思ってます

 

いやあ、分類って難しいし細分化しすぎると収集つかなくなりますよね

シチュエーション的には好きなので、『誰とどこにいるか』でデレ具合を変化させたりするように気を付けてます

 

人目をはばからないバカップルもいいですけど、二人っきりのときだけイチャつくのもいいじゃないですか

ウチの娘でいうと、リニューアル後のリースはこれに当てはまります

キシスが同じくデレに走ってくれるかは、俺の腕次第なのでまだ分かりません

 

③落ちた後のツン

『べ、べつにあんたのことなんか…』から始まる強がるあたりはもう様式美ですよね

ちぎれんばかりに振っている尻尾を幻視させてくれるあたりは、微笑ましいの一言

 

またかよ、くどいよ…と思わせずに、変化をつけて料理できると一番なんでしょうが、飽きがでそうなので扱いは難しいと思います

むしろ、このキャラにはこれをやらせておけば安心…みたいな安定感もひきだせるから、後は好き好きなのでしょうね 

 

最初は全然うまくいかなかった…試行錯誤の日々

御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ウチのゲームは、リニューアル作品です

2003年~2007年の大学時代をかけて、DAGGERシリーズは、一度は完成させました

 

リニューアル前の作品はこちら! 

シナリオ3000KB(推定プレイ時間:40時間)の超ボリュームです

www.dlsite.com

 

でもね、とても完成とは言えなかったんですよ

アイシス、セレノア、ユイ、ファーナ、リースと五人攻略できましたが、アイシス編以外はイベントCGなしです

しかも、レジやクレアなどのヒロイン以外のサブキャラたちは全員なし

シナリオについても、もっとあーすればよかった、こうすれば良かったという点ばかり

 

俺が初めて完成させたゲームが本当に未完成のままでいいのか?

いやいや、そこは大事にするべきでしょうという判断で、もう大事にしすぎて何が何やらになるぐらいに熱意を賭けて今はリニューアルという形で一人一章で作品を作ってます

 

なので、リニューアル前のセレノアはツンデレという言葉しか考えてなかったので、①②③が分類ないままにごちゃまぜになってたりします

 

こういうキャラは人気でるでしょ? と思って、なんとなくツンデレ風味

本人はいいとこどりだと思ってましたが、並み居るツンデレキャラたちの誰にもうまく似せられず、完全敗北でした

 

もっとも問題なのが、自分でどうしたいのか、それぞれのツンデレの強みと弱みもよく分かってなかったんですね

なので、そこから考え直すことになりました

 

スポンサーリンク
 

今のセレノア・グレイスに込めた想い

気位が高くてプライドが高くて、素直になれなくて

でも、そんな彼女がデレる瞬間がたまらないんですよ

 

だから、そのデレる理由に細心の注意を払ってシナリオを書きました

どうすれば、セレノアは心を開いてくれるだろう?

どうしたら、人を寄せ付けない人の、唯一の特別になれるだろう?

 

シナリオを書いていたときは、そんなことばかりを考えてました

本当にセレノアが心から喜び、相手に心を開くシーンを描きたい

これはもう惚れるしかありませんわ…というシチュエーションをいれたい

そうして、出来たのが、DAGGER 有色の戦人です

 

【関連記事:Android版 有色の戦人】

 

【関連記事:iPhone版 有色の戦人】

 

僕が考えた最高のツンデレ

一位と二位は、第一章を担当したアイシスと今回のセレノアが同率首位で並んでくれています

 

ツンがデレになるという、その最高の過程を

心を開くという極上の安らぎを、どうか、あなたの手で味わってください

 

【関連記事】ツンデレ+妹萌えという至高も、ばっちりカバーしてます

 

 

あわせてお読みください

俺のシナリオや文章の書き方、手法や好みや癖など

シナリオを書くときに、こんな書き方で作ってますというお話

各章で俺はこんなことを描きたかったんだ…というのを赤裸々に語ってますので、プレイ済みの方はあわせてお楽しみください

 

文章を書くのが遅い? 俺が月に書ける文章量と市場価値の検討

一日に文章をどれぐらい書けるのか? 一ヶ月の数値を実際に計測してみました!

速筆なの? 遅筆なの? 他の人の速度を知りたいよ、という人はあわせてお楽しみください

 

同人ゲーム宣伝で売上を増やす方法検討と試してダメだった事

宣伝って本当に大事、それはブログを始めてからより痛感しています

放っておいたら誰の目にも入らないのですよね

少なくとも、自分で声を出さなければ、声が届くわけがないと実感します